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犯罪史に残る美少年殺人鬼、映画化 ─ 『永遠に僕のもの』公開決定、主演はポスト「ティモシー・シャラメ」と呼ばれる新星

永遠に僕のもの
©2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO

『トーク・トゥ・ハー』(2002)『ボルベール〈帰郷〉』(2006)のペドロ・アルモドバルがプロデュースを担当、2018年にアルゼンチンでメガヒットを記録した『EL ANGEL(原題)』が、邦題『永遠に僕のもの』として2019年8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開となる。

このたび、本作でスクリーンデビューを果たした「南米のディカプリオ」「ポスト“ティモシー・シャラメ”」との声も名高い、20歳の新星ロレンソ・フェロの初来日も決定。2019年6月下旬にジャパンプレミアの開催が予定されている。

美少年の破滅描く、美しく哀しい青春犯罪映画

1971年、ブエノスアイレス。幼いころから他人の持っている物を無性に欲しがったカルリートス(ロレンソ・フェロ)は、思春期に入り、自分の天職は“窃盗”だと気づく。カルリートスは新しく入った学校でラモン(チノ・タリン)という青年に出会い、一瞬にして魅了されてしまった。やがて二人は、いとも簡単に殺人を犯し、事件は連続殺人へと発展していく……。

本作はアルゼンチンの犯罪史上、もっとも有名な連続殺人犯の少年の美しくも儚い青春を描き出す。主人公カルリートスのモデルとなったのは、17歳から相棒と手を組み、自分の望むものを全て手に入れるべく窃盗と嘘を重ね、数年間で12人以上を殺害した実在の人物カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。美しい容姿から、ときに「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称された。

公開された日本版ポスターは、ロレンソ・フェロ演じるカルリートスが煙草をくわえ、物憂げな表情を浮かべて浴槽に横たわる姿を捉えたビジュアル。本編でロレンソは、キュートなルックスとは裏腹に、時に妖しくも脆く危うい存在感を放ち、スクリーンに強烈な印象を残している。

永遠に僕のもの
©2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO

本作は第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、第91回アカデミー賞外国語映画賞のアルゼンチン代表作品に選出。海外メディアでは「傑作!強い衝動に満ちた、真の犯罪ドラマ」(Screen international)、「匂い立つようなフェロモンに溢れた、強烈にクールな映画」(Cinemalogue)との評価を獲得した。主演のロレンソにも「可愛さとぞっとする表情の繰り返し。やられた」(Captivatingly nasty)、「強烈なカリスマ性を放っている」(El Mundo)との声が寄せられている。

映画『永遠に僕のもの』は2019年8月16日(金)、渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー

『永遠に僕のもの』公式サイト:https://gaga.ne.jp/eiennibokunomono/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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