「ブレイキング・バッド」続編映画、Netflixで10月11日配信決定 ─ 予告編公開、「大満足してもらえる作品」

大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」(2008-2013)の続編として製作される、Netflixオリジナル映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』が2019年10月11日(金)に配信開始となることがわかった。このたび、予告編とポスタービジュアルが公開されている。
「ブレイキング・バッド」は、化学教師ウォルター・ホワイトが自身の肺がんをきっかけに覚せい剤の密造に手を出し、運命を大きく狂わせていく物語。続編である『エルカミーノ』は、ウォルターの元生徒でありビジネスパートナーであるジェシー・ピンクマンが、「ブレイキング・バッド」完結後を舞台に「監禁からの劇的な脱出を経て、未来のために過去と向き合わねばならなくなる」物語だという。
ジェシー・ピンクマン役は、もちろん「ブレイキング・バッド」からの続投となるアーロン・ポール。今回の予告編にジェシーの姿は登場しないが、その友人であるスキニー・ピート役のチャールズ・ベイカーも再登場する。脚本・監督・製作は「ブレイキング・バッド」のほか、スピンオフ作品「ベター・コール・ソウル」(2015-)も手がけるヴィンス・ギリガンだ。

米The New York Timesにて、アーロンは本作について「自分が望んでいたことも知らなかった『ブレイキング・バッド』の新章です。出演できて本当に幸せ」と形容した。2017年、アーロンはヴィンスから電話で本作のアイデアを聞かされ、そこから企画が転がり始めたのだという。完成した脚本を読んだ際には、しばらく口がきけなくなってしまったとか。「物思いにふけってしまいましたね。役を演じた人間として、ヴィンスが僕をこういう物語に誘おうとしてくれたことがうれしくて」。アーロンは『エルカミーノ』の完成度に大きな自信があるようで、「みなさんには大満足してもらえると思います」とも述べている。
ちなみに、「ブレイキング・バッド」でウォルター役を演じたブライアン・クランストンが本作に登場するかどうかは不明。「ベター・コール・ソウル」の主人公となったソウル・グッドマン役のボブ・オデンカークは撮影に参加したことを明らかにしているため、なんらかの形で登場するものとみられる。
Netflixオリジナル映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』は2019年10月11日(金)より独占配信。
Sources: Netflix, The New York Times