『マイティ・ソー』ヘイムダル復活か?イドリス・エルバが意味深発言

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『マイティ・ソー』シリーズでイドリス・エルバが演じたヘイムダルは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でその役目を終えた。エルバはMCUを飛び出し、今度はDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』で最強スナイパーのブラッドスポートを演じているが、もしかしたらMCUでヘイムダル役の再演もありえるのかもしれない。
エルバは米Comicbook.comにて、「DC作品への出演となりましたが、MCUでのヘイムダルは、見たところ(seemingly)死んでしまったようです。ということは、今後はDC作品専属になるのでしょうか?」と尋ねられている。すると、「DCの世界での可能性にはワクワクしています」と挟んでから、ゆったりとした口調でこんなことを言っているのだ。
「その“見たところ(seemingly)”っていう言葉には、注目しておいたほうがいいと思います。」
これは一体何を意味するのか?『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で、ヘイムダルはハルクを地球に転送した後でサノスに一突きにされ、“見たところ”死んだように思われる。実際には、奇跡的に致命傷を免れて生き延びていたのだろうか?それとも、今後のMCUで重要視されるマルチバースの設定が活き、別世界のヘイムダルが現れるとでも言うのだろうか?
万が一にもヘイムダル復活がありえるなら、それは『マイティ・ソー』シリーズの次回作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』が濃厚だ。同作の撮影は2021年1月〜6月にオーストラリアで行われていたが、これと同時期・同地で、エルバはジョージ・ミラー監督による新作『Three Thousand Years of Longing(原題)』の撮影を行っている。さらにエルバは、ソー役で主演のクリス・ヘムズワースが『ラブ&サンダー』撮影時期にInstagramに投稿したパーティーの写真にも登場しているのだ(下投稿3枚目)。カメオ出演、あるいはそれ以上の役割のため、エルバが『ラブ&サンダー』撮影現場に足を運ぶことだって、都合次第では可能だったはず。
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タイカ・ワイティティ監督は、『ラブ&サンダー』が「クレイジーすぎて文字にしたら意味わからん」ものになると予告していた。ヘイムダルの“見たところ”の死亡を覆すような展開が飛び出したって、決しておかしくはないのである……。
映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は、2022年5月6日に米国公開予定。
Source:Comicbook.com