『アベンジャーズ/エンドゲーム』シュリの運命、ヴァルキリーの再登場が示唆される ─ 米国でキャラクターポスター公開

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の各キャラクターをデザインした米国版新ポスター、合計32枚が公開された。マーベル・スタジオの公式SNSにて見ることができる。
この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレと捉えうる情報が含まれています。

シュリの運命、ヴァルキリーの再登場
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の結末において、サノスは6つのインフィニティ・ストーンを手中に収め、指を鳴らして全宇宙の生命を半減させることに成功した。おなじみのヒーローたちも、次々と塵のように消えてしまったのだ。
このたび公開されたポスターには、マーベル・シネマティック・ユニバースを牽引し、支えてきたキャラクターがそれぞれに登場。「失われた者たちの仇を討て(Avenge the fallen)」というコピーを添えて、生き残っているキャラクターはカラーで、前作で死亡・消滅してしまったキャラクターはモノクロでデザインされている。Instagramには8枚ずつ、全4回の投稿ですべてが網羅された大ボリュームだ。
今回のポスターでは、ふたつの新情報がさりげなく示唆されている。ひとつは、『インフィニティ・ウォー』結末の時点で生死不明となり、『エンドゲーム』の特報映像で「行方不明」とされていた、ティ・チャラ/ブラックパンサーの妹シュリが消滅してしまっているらしいことだ。シュリのポスターはモノクロでデザインされているのである。ヴィジョンの治療中に襲撃されたのち、そのまま“指パッチン”によって塵と消えてしまったということだろう。
アンソニー・ルッソ監督は、以前、シュリの運命について尋ねられた際「ネタバレになってしまう」として明言を避けていた。しかし『ブラックパンサー』(2018)に登場したティ・チャラの母、ラモンダ役のアンジェラ・バセットは、シュリとラモンダはまだ生きているとも発言。ポスターで示されたようにシュリが消滅してしまっているとすれば、アンジェラによる情報は正しくなかったことになってしまう。
しかしながらシュリのポスターについては、特報映像で「行方不明」として描かれたことと一貫性をとるため、あえてモノクロでデザインされた可能性もある。『インフィニティ・ウォー』につづき、予告映像が本編の正しい情報を伝えているとは言い切れない以上、すべては本編を観るまでわからないと考えるべきだろう。
その一方、『エンドゲーム』には『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のヴァルキリーが再登場することになりそうだ。このたびのポスターには、突如としてヴァルキリーが登場しているのである。ヴァルキリーは『バトルロイヤル』の結末でソーやハルクとともにアスガルドから地球を目指していたが、『インフィニティ・ウォー』冒頭でサノスがソーたちの船を攻撃した際、すでにその姿はなかった。アンソニー監督やヴァルキリー役のテッサ・トンプソンは、彼女の生存を以前から明かしていたが、公式に再登場が示唆されたのは今回が初めて。『エンドゲーム』では、失意のソーと再会することになるのだろうか……。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。あと1ヶ月で観られるなんて、ちょっと信じられない。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html