『アベンジャーズ/エンドゲーム』上映時間、3時間超えが有力か ─ 米映画館などが伝える

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の上映時間について、米国から有力な情報が入ってきた。
2019年3月25日(現地時間)、米国の大手映画館チェーンAMC Theatreのウェブサイトにて、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の上映時間は3時間2分と告知された。この記述は直後にウェブサイトから削除されているものの、米Fandomなど現地メディアのSNSでスクリーンショットが掲載されたこともあり、情報はすでに拡散されている状況だ。
AMC theaters lists ‘Avengers: Endgame’ runtime as 3 hr and 2 min pic.twitter.com/PYydpk3lOj
— Fandom (@getFANDOM) 2019年3月25日
しかしながら、この情報だけでは信憑性に大きな疑問が残る。今回のポイントは、AMCに追随して『エンドゲーム』の上映時間を伝えた大手企業が次々に現れたところだ。米国の大手チケット販売サイトFandangoは、Twitterにて「3時間2分 #AvengersEndgame」と投稿。さらに米Dolby Cinemaの公式Twitterでも、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』は3時間2分と伝えられた」という情報に「朗報、快適なリクライニングシートあります」とのコメントを添えている。
3 hours, 2 minutes.#AvengersEndgamehttps://t.co/339TN48C7o pic.twitter.com/dzcqzgzup8
— Fandango (@Fandango) 2019年3月25日
Good thing we have comfy recliners! #Avengers #Endgame pic.twitter.com/9hTt8C0tFO
— Dolby Cinema (@DolbyCinema) 2019年3月25日
2019年3月26日現在、『アベンジャーズ/エンドゲーム』は仕上げ作業が行われており、ひとまずの編集作業は完了している(Picture Lockと呼ばれる状態)。したがって大幅に上映時間が変更されることはなさそうだが、あくまで今回の情報はディズニー/マーベル・スタジオによる公式発表ではない。今後、新たな情報が入ってくる可能性があることにもご留意いただきたい。
これまで、マーベル・シネマティック・ユニバース史上最長の上映時間は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の149分だった。『エンドゲーム』が3時間2分で確定する場合、この記録は大幅に更新されることになる。『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)の169分を超えて、ディズニー配給作品としても史上最長級のボリュームとなるわけだ。
アンソニー&ジョー・ルッソ監督は、以前から本作が3時間超えの超大作になる可能性を示唆してきた。2019年2月には、編集が佳境を迎えた段階で「約3時間ある」「その長さの価値がある作品だと思います」と豪語していたのである。またマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も、本作については「(作品にとって)適切な上映時間、完璧な状態で公開する」として、実際の上映時間よりも体感時間を優先する意志を明らかにしていた。きっと、恐ろしく短い3時間が待っているにちがいない…!
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html