『アベンジャーズ/エンドゲーム』オープニング世界興収、再び歴代記録更新へ ─ 8億4,000万ドル超え、前作を2億ドル上回る予想

桁が違いすぎる…!
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の2019年4月26日(金)の日米同時公開を控えて、本作のオープニング興行収入に関する予測データが発表された。米Deadlineが報じている。
『インフィニティ・ウォー』2億ドル上回る
今回の報道によれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』は公開後はじめての週末で世界興収8億4,000万ドルを突破する見込み。前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のオープニング世界興収が6億4,050万ドルで、これは歴代第1位の記録となっている。その数字を2億ドル上回り、いよいよ他の追随を許さない高みに上ろうというわけだ。
『エンドゲーム』のとんでもないロケットスタートを支えるのは、ハリウッドに次ぐ巨大映画市場となった中国での先行公開だ。4月26日の日米公開に先がけて、中国では4月24日に封切りを迎える。すなわちオープニング興収成績の対象となる4月28日までに、中国では5日間の上映がなされるというわけだ。
Our China poster for #AvengersEndgame, in theaters April pic.twitter.com/CAugB2jOPe
— Asad Ayaz (@asadayaz) March 28, 2019
中国において、前作『インフィニティ・ウォー』は2018年5月11日に劇場公開となった。世界各国から約2週間遅れての登場となったが、国内オープニング興収は1億9,930万ドルを記録。公開初夜の時点で、中国全土の映画興収シェア96%という脅威的な数字を叩き出している。ディズニー/マーベルは『エンドゲーム』の中国人気を見越して、先行公開で記録の大幅更新に打って出たのだ。
なお『インフィニティ・ウォー』のオープニング成績は、米国にて2億5,770万ドル(歴代第1位)、そのほか海外各国にて3億8,270万ドル、先述の通り中国にて1億9,930万ドル(海外各国成績には含まれない)。これらの累計額は8億3,970万ドルであり、『エンドゲーム』のオープニング興収予想値である8億4,000万ドルにほぼ等しくなる。
ひとつだけ読めないのは、『エンドゲーム』の上映時間が3時間を超える可能性が非常に高いことだ。一日の上映回数に影響が出ることは避けられないほか、観客の心理的ハードルもやや高まる。世界興収の歴代記録更新はほぼ間違いなさそうだが、米国興収の記録更新がなされるかどうかはまだわからない。また、中国では5月1~4日が休日になるかわり、4月28日(日曜日)が平日扱いとなっている。これも興収面には影響を与えるだろう。
中国と同じく4月24日に『エンドゲーム』が劇場公開されるのは、オーストラリア、フランス、ドイツ、イタリア、台湾、香港。25日にはイギリス、ブラジルなどでも公開される。ちなみに、中国と並んでヒーロー映画が盛んな韓国での公開日は未発表。各作品が好調な成績を示しているがゆえだろう、ロバート・ダウニー・Jr.やジェレミー・レナー、ブリー・ラーソンがプロモーションで韓国を訪れることも決定している。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html
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Source: Deadline