『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』新キャラ続々 ─ ファースト・オーダー新将軍、謎の女性の正体は

『スター・ウォーズ』新3部作の完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に登場する、新たなキャラクターの情報と場面写真が米Vanity Fairにて公開された。
新たな将軍、謎の女性、フィン新相棒
『フォースの覚醒』(2015)のJ・J・エイブラムスが脚本・監督を務める『ライズ・オブ・スカイウォーカー』には、レイ(デイジー・リドリー)やフィン(ジョン・ボイエガ)、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)、そしてカイロ・レン(アダム・ドライバー)といった新3部作の主要人物のほか、新たな顔ぶれが物語をさらに盛り上げる。
そのうちのひとりが、J・Jとは「フェリシティの青春」(1998-2002)や『M:i:III』(2006)でタッグを組み、近年は『猿の惑星:新世紀』(2014)や「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)に出演してきた女優ケリー・ラッセルだ。

ケリーが『ライズ・オブ・スカイウォーカー』で演じるのは、巨大なマスクで顔を覆い、深い紫色のスーツに身を包んだゾリ・ブリス(Zorri Bliss)。雪に覆われたキジミ(Kijimi)なる惑星に登場する“悪党”だという。もちろん素性は不明、今回の写真では素顔すら見せていない。ただしVanity Fairは、『最後のジェダイ』(2017)に登場したDJ(ベニチオ・デル・トロ)を引き合いに出し、もはや悪党たちはレジスタンスとファースト・オーダーの“どちらかを選ぶ”という決断をしなくても済むと指摘。ということは、ゾリ・ブリスは……?
また本作には、『ウィズネイルと僕』(1987)や『LOGAN/ローガン』(2017)、そして『ある女流作家の罪と罰』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた英国の名優リチャード・E・グラントが参加。演じるのはファースト・オーダーのプライド将軍で、わざわざ「忠実な(Allegiant)」との枕詞が役名についているほどの人物だ。写真ではハックス将軍(ドーナル・グリーソン)とのツーショットで登場しているが、二人は手を組むのか、それとも対立するのか。カイロ・レンとの関係もポイントとなる。
なおVanity FairのInstagramには、ゾリ・ブリスとハックス&プライドの写真があわせて投稿されている。写真をスライドしてチェック!
さらに、『最後のジェダイ』でメカニックのローズ(ケリー・マリー・トラン)と行動をともにしたフィンは、『ライズ・オブ・スカイウォーカー』で新たな相棒と手を組む。それが惑星パサーナ(Pasaana)でファースト・オーダーとの戦いに臨んでいるジャンナ(Jannah)だ。1992年生まれ、「明日のスター俳優」と称される新鋭女優ナオミ・アッキーが演じる。
今回の写真で、フィンとジャンナはオーバック(Orbak)と呼ばれる馬のような生き物に乗っている。パサーナのシーンはヨルダンのワディ・ラム砂漠にて撮影されており、パサーナに暮らしている民族アキ・アキ(Aki-Aki)は現地の俳優が演じたとのことだ。
ゾリ・ブリス、プライド将軍、そしてジャンナの3人が本編でどんな活躍を見せ、どんな役割を果たすのかはまだ分からない。しかし予告編に登場した砂漠地帯、そして雪の山岳地帯は、それぞれ新たなキャラクターとの深い繋がりがある場所だとみていいだろう。さて、次なる予告編では彼女たち自身の姿を見ることができるかどうか…?
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)日米同時公開。
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