『大脱出3』シルベスター・スタローン、「主人公はより魅力的に、物語はよりドラマチックに」 ─ デイヴ・バウティスタはスタローンへの思い明かす

シルベスター・スタローンの新たな代表作、『大脱出』シリーズの最新作『大脱出3』よりスタローンや出演者のインタビュー映像が到着した。前作『大脱出2』(2018)に続き、主人公の相棒役は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイヴ・バウティスタが務めている。
第1作で大海原に浮かぶ監獄要塞「墓場」を攻略、第2作でコンピューター制御による最強セキュリティの監獄「ハデス」に囚われた仲間を救った主人公レイ・ブレスリンが本作で挑むのは、テロリストに囚われた社長令嬢を救出するミッション。シリーズ史上もっとも厳しい状況に置かれたブレスリンが、知力と体力、カリスマ性をフル稼働させて新たな“大脱出”に臨む。
今回のインタビュー映像には、スタローンが3度目の挑戦となるレイ・ブレスリン役を紹介するとともに、「3作目となると、レイをより魅力的に、物語も一層ドラマチックにしなければならない」と意気込みを語った。また、共演者のデイヴ・バウティスタ&マックス・チャンはスタローンについて語っており、傭兵デローサ役のバウティスタはテレビで出演作品が放送されていたら必ず見てしまうそう。本作でミステリアスな中国人シェン役として初登場したマックス・チャンも「スタローンの作品はどれも面白い」と、それぞれが深い愛着を明かしている。
『大脱出3』
中国全土を顧客に持つ世界的ハイテク企業、ジャン社の社長令嬢ダヤが何者かに誘拐された。かつてジャン社に雇われ、ダヤの身辺警護を務めたシェン・ロー(マックス・チャン)は、世界唯一の脱獄のプロフェッショナルであるレイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)を訪ねる。誰も外に出た者がいない、謎に包まれた秘密監獄「悪魔砦」にダヤが囚われていると知ったレイは、傭兵デローサ(デイヴ・バウティスタ)とシェンを引き連れてく動き始めるが、レイにとっては公私ともにパートナーのアビゲイルが「悪魔砦」に拉致されてしまう。レイを罠にはめたのはレスター・クラーク・Jr。レイの元相棒でありながら、かつて金に目がくらんでレイを大海原の監獄要塞「墓場」に投獄し、報復を受けた男の息子だ。復讐心から狡猾にレイを追い詰めてゆくクラーク・Jrだったが、仲間を人質に取る卑劣な行為にレイの怒りが爆発する。

シェン・ロー役を演じるのは『ドラゴン・マッハ』(2015)『イップ・マン外伝 マスターZ』(2019)で知られ、『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)でハリウッドに進出した、香港映画界を代表するアクション俳優マックス・チャン。また前作に続き、カーティス・“50セント”・ジャクソン、『シン・シティ』(2005)のジェイミー・キングも登場。「Glee/グリー」(2009-2015)のマイク・チャン役、ビヨンセやジェニファー・ロペスのバックダンサーを務めるハリー・シャム・Jr.も出演する。
映画『大脱出3』は2019年9月27日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー。シリーズ初のR15+指定となる。