【ネタバレ】『エターナルズ』最後に登場したアレ、『ブレイド』で「もっと大きな活躍をする」とVFXスタッフが意味深発言

この記事には、『エターナルズ』のネタバレが含まれています。

太古のヒーローチームの活躍を描いた『エターナルズ』では、本編では数少ない人間のメインキャラクターも登場した。キット・ハリントンが演じたデインだ。全編を通して登場頻度こそ少なかったデインだが、ポストクレジットシーンに再登場したことでミステリアスな印象を残した。
ポストクレジット・シーン、デインは職場のオフィスと思われる部屋で、木箱にしまわれていた剣を取り出そうとしていた。ただならぬオーラをまとった剣は、劇中でスプライト(リア・マクヒュー)も口にしていたエボニー・ブレイドという呪われし武器だった。
視覚効果スーパーバイザーのステファン・セレッティが示唆した、『ブレイド』で再登場するものとは、まさにこのエボニー・ブレイドのこと。米Comicbookとの取材の中でエボニー・ブレイドについて触れたセレッティは、以下のように話したのだ。
「変な感覚ではありますが、『エターナルズ』で私のセコンド、つまりアシスタントスーパーバイザーを務めたマーティン・ローソンが、『ブレイド』を管轄することになるんです。だから私は彼にこう言いました。“プレゼントとして君にこれを授けるね。賢く使って、ベストのものを生み出してくれ”って。」
『エターナルズ』で仕事を共にした仲間が『ブレイド』に続投することを明かしつつ、さりげなくエボニー・ブレイドの再登場も認めたセレッティ。さらには、『エターナルズ』ではわずかの登場となった剣について「もっと大きな活躍をすると確信しています」と意味深に話してもいる。
ここで気になるのは、エボニー・ブレイドの再登場に伴って、ハリントンが演じたデインも『ブレイド』でカムバックするのかどうか。ポスクレシーンではデインに対して語りかける謎の声が登場したが、その声の主はマハーシャラ・アリ扮するヴァンパイアハンター、ブレイドだったことが判明済みだ。一方ハリントン自身は2021年11月時点で、今後の再演の予定がひとまず無いことを話していたが、それは厳格な秘密主義で知られるマーベル・スタジオが俳優に用意したメディア対応用の発言である可能性もある。
ハリントンが演じたデインは、原作コミックではブラックナイトというスーパーヒーローになり、エボニー・ブレイドを武器に活躍していくキャラクター。もしもセレッティが言うように、『ブレイド』で再登場するエボニー・ブレイドが“もっと大きな活躍”をするのならば、デインがブラックナイトとして生まれ変わる姿も見られるかもしれない。