『エターナルズ』BTS「Friends」が本編で使用された理由とは? ─ クロエ・ジャオ監督「美しい曲」

2021年、グラミー賞にK-POP界初の候補入り果たすという偉業を成し遂げたBTS。エド・シーランからの楽曲提供、ザ・チェインスモーカーズ、コールドプレイらとのコラボレーションなど、その活躍ぶりは留まるところを知らない。そんな彼らの楽曲が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『エターナルズ』(2021)の挿入歌として使用されている。
『エターナルズ』は、“アベンジャーズ”の誕生よりもはるか昔から地球に存在し、7000年もの間、人類を見守ってきた10人の守護者、“エターナルズ”を描く一大群像劇。かつてないスケールで描かれる本作の劇中では、BTSの楽曲「Friends」が流れる場面が登場する。「Friends」とは、BTSのフルアルバム「MAP OF THE SOUL:7」(2020)の収録曲で、メンバーのジミンとVのデュエット曲だ。
ARMYの間では人気のある一曲だが、「Dynamite」などの世界的に有名な曲と比較すると、決して認知度が高いわけではない。それにもかかわらず、あえてこのデュエット曲が選ばれた理由は何だったのだろうか。台湾のETtodayのインタビューにてメガホンをとったクロエ・ジャオは、「BTSの楽曲の中で私が一番好きな歌だからです」と理由を説明している。「Friends」で作詞・作曲を手がけたジミンについては、「とても好きです。彼はとても可愛い」という。
「Friends」はタイトルの通り友情を題材にした曲であり、エターナルズのメンバーの関係性に近い内容が込められていることを認めた上で、クロエ・ジャオは「これはふたり(ジミンとV)による歌で、美しい曲です」と語っている。なお本作劇中には、BTSの名前が言及される場面も存在するため、ARMYも必見だ。
『エターナルズ』は公開中。
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Source:ETtoday