『エターナルズ』上映時間、MCU単独映画で過去最長の可能性 ─ 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』上回る?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『エターナルズ』の上映時間が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を超え、単独映画としては過去最長となる可能性が浮上してきた。
情報源となったのは、ロシアの映画情報サイト「Kino Metro」。『エターナルズ』の情報として、データベース上に「上映時間:156分」と掲載されていることが明らかになったのだ。米MCU Directは、このサイトが『ハロウィン KILLS』や『最後の決闘裁判』といった今後の公開作品について、正しい上映時間を掲載していることに言及し、この情報には一定の信頼性があるものと推測した。ただし、この情報が最終決定版という根拠もない。

もし『エターナルズ』が上映時間156分(2時間36分)という長尺となる場合、MCUの単独ヒーロー映画としては、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の147分(2時間27分)を抜いて過去最長となる。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の149分(2時間29分)も上回るため、MCU映画全体としても『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の181分(3時間1分)に次いで史上2番目の長さとなるのだ。もっとも、本作は新ヒーロー10人が一挙に登場するとあって、従来の単独映画とは比較できないスケールとなりそうだが……。続報はスタジオの正式発表を待ちたい。
本作『エターナルズ』は、アベンジャーズ誕生よりもはるか昔から地球に存在し、7000年もの間、人知れず人類を見守ってきた最古のヒーローチーム・エターナルズの物語。サノスによって半分になった人口を復活させたアベンジャーズだが、人類の復活によって巨大なエネルギーが生まれ、新たな脅威が地球に迫っていた。地球滅亡までに残された時間はわずか7日間……。
出演者はアンジェリーナ・ジョリー、『クレイジー・リッチ!』(2018)のジェンマ・チャン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン&キット・ハリントン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)のマ・ドンソク、『ゴジラvsコング』(2021)のブライアン・タイリー・ヘンリーのほか、クメイル・ナンジアニ、サルマ・ハエック、ローレン・リドロフら。監督・脚本は『ノマドランド』(2020)のクロエ・ジャオ。
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Sources: Kino Metro, MCU Direct