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マーベル映画『エターナルズ』撮影地で不発弾発見、アンジェリーナ・ジョリーらが避難 ─ 第2次世界大戦中、ナチスが基地として使用

エターナルズ

マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ4を飾る新作映画『エターナルズ(原題:Eternals)』の撮影地で不発弾が発見され、アンジェリーナ・ジョリーをはじめとする出演者が避難するという出来事が起こった。

The SunDaily Mailの報道によると、2019年11月4日(現地時間)、スペイン領カナリア諸島のフエルテベントゥラ島にて不発弾が発見された。不発弾が発見されたのは『エターナルズ』の撮影現場付近。見学者たちの証言によると、撮影の最中にパニックが広がり、キャストやスタッフを含めた全員が安全のため避難するよう命じられたという。

あるセットの関係者は、「本当に怖かった。爆弾は何十年もそこにあったのだろうと思います。だけど(発見当時は)もし作動したらどうなっていたか、誰にも分かりませんでした」と証言している。撮影現場には、戦士セナ役のアンジェリーナ・ジョリー、イカリス役のリチャード・マッデンらがいたと伝えられており、撮影は安全第一で進められたとのこと。不発弾については「幸い、専門家が処理してくれた」という。

なお、フエルテベントゥラ島にはナチスドイツが第2次世界大戦中に基地を構えていたことで知られており、このたび発見された不発弾は、その当時から放置されていたものと思われる。

『エターナルズ』はマーベル・シネマティック・ユニバースの時系列において最初期を描く物語で、多くのキャストが入り乱れる群像劇になるとのこと。ジョリー&マッデンのほか、出演者として『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)クメイル・ナンジアニ、「ウォーキング・デッド」ローレン・リドロフ、『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)ブライアン・タイリー・ヘンリー、『デスペラード』(1995)サルマ・ハエック、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)マ・ドンソク、『キャプテン・マーベル』(2019)ジェンマ・チャン、『ダンケルク』(2017)バリー・コーガンらが登場。監督は『ザ・ライダー』(2017)の新鋭クロエ・ジャオ、脚本はマシュー&ライアン・ファーポが務める。

映画『エターナルズ(原題:Eternals)』は2020年11月6日に米国公開予定

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Sources: The Sun, Daily Mail

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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