イーサン・ホーク、マーベル「ムーンナイト」の役作りで息子にヘルプ求める ─ 「MCUがちょうど世代なんです」

名優イーサン・ホークは、最新作となるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ムーンナイト」の役作りのために、息子の助けを借りていたという。
既報では、「ムーンナイト」でイーサンが演じるのはヴィラン役。その一方で、イーサンは90年代に宗教グループ「ブランチ・ダビディアン」を率いたデビッド・コレシュという実在のカルトリーダーから影響を受けていることも話していた。つまり、イーサンのキャラクターは新たに創造されたとも解釈できるわけだが、どうやらそうでもないらしい。
第31回ゴッサムアワードの授賞式の場で、米Varietyの取材を受けたイーサンは、「ムーンナイト」の秘密を隠しておくことについて「なかなか難しいですよ」と本音を吐露。これに続けて、「息子は全て知らなければいけなかったんです」と明かしている。一体なぜ……?
「息子は19歳で、マーベル・(シネマティック・)ユニバースがちょうど世代なんです。ちょうど息子も(MCUが)人気爆発の時に育ったのでね。だから神だとか、僕が演じるキャラクターとかについて調べなければいけなくなった時は、いつでも息子が“お父さん、これはこうなんだよ”っていう風に教えてくれるんです。僕にとっては、(息子は)頼れる情報源ですよ。」
以前、「ムーンナイト」出演の経緯について、近所に住んでいた主演のオスカー・アイザックから誘われたことがきっかけだったと明かしていたイーサン。元々マーベル作品に精通していたわけではなかったようだ。ちなみに、イーサンの息子は、歌手として知られるロアン・サーマン=ホーク。2022年1月で20歳を迎えるZ世代だ。ロアンは、姉のマヤ・ホークの代表作「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)のシーズン4に出演しているとの噂も囁かれている。
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Source: Variety