クリス・エヴァンス、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に厚い信頼「セブとはずっと一緒でしたから」

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をもってマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を去ったキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスが、ドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にメッセージを贈った。
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの親友であるファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)を主役に据えた本作は、スティーブからサムに託された盾の継承をテーマとする物語。すなわち、スティーブ・ロジャースの不在こそが物語のカギなのだ。
米Ace Universeのオンラインイベントで「盾を託した身として、セバスチャンとアンソニーに伝えたい知恵はありますか?」と尋ねられたクリスは、「いや、特にないですね」とコメント。その代わりに、二人に対する大きな信頼を口にしている。
「セブ(セバスチャン)とは最初の『キャプテン・アメリカ』からずっと一緒でしたから。何か知恵を伝えようなんて、ちょっと何様なんだよって感じがしますよね。それに、二人ともすごく腕があるし、今までマーベルに参加してきて、役柄のこともよく分かっている。二人とも絶対に大丈夫です。」
クリスいわく、アンソニー&セバスチャンがMCUでのやり方をつかんだのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)のころだったとか。『アベンジャーズ』(2012)などにも連続で出演してきたクリスと二人では、MCUへの馴染み方が少々違ったのだろう。「二人は実際に仲良くなっていますし、マーベルはキャラクターを再開発するコツを知っています。同じことを繰り返さず、新鮮でユニークなものを作る。二人の友情が、楽しくて特別なものになることを楽しみにしています」。
ちなみにクリスの興味は、これまで映画で展開されてきたMCUの世界が、いかにしてドラマへと拡張されるかという点にもあるようだ。「マーベルはとてもスムーズに、かつ見事にストリーミングの世界へ参入しましたね」とその手際を称えている。「僕はまだ『ワンダヴィジョン』を観ていないんですが、毎日(SNSの)トレンドに入っていた。みんなに愛される作品だったということです」。
Sources: Ace Universe, ComicBook.com