『エクスペンダブルズ4』は過去作全てのスタントを研究、一人一人に合うアクションに仕上げられている

時代を代表する豪華アクションスターが集結する人気映画『エクスペンダブルズ』シリーズ。その待望となる第4弾『エクスペンダブルズ ニューブラッド』でスタントコーディネーターを務めたアラン・ンが、最新作のアクションへの徹底したこだわりを語っている。
香港出身のンは、ジャッキー・チェン主演の映画『ドラゴン・キングダム』(2008)や『ダブル・ミッション』(2010)、リブート版『ベスト・キッド』(2010)など数多くのアクション映画でスタントマンとして活躍してきて精鋭だ。
アクションに関して大ベテランのンは、第4弾でスタントをコーディネートするにあたり、『エクスペンダブルズ』シリーズ過去作全てやキャストが出演した他の映画を観て研究したのだという。米Comicbook.comのインタビューにてンは、「彼らにとって未経験のことや、どのようなスタイルが彼らに一番合うかを確認しました」と明かしている。
最新作にはバーニー・ロス役のシルベスター・スタローンやリー・クリスマス役のジェイソン・ステイサムなどの常連組に加え、インドネシアの武術シラットの達人であるイコ・ウワイスやタイのアクションスターであるトニー・ジャー、ラッパーで俳優のカーティス・“50セント”・ジャクソンといった新キャストも加わったため、そのリサーチは膨大だったに違いない。
本シリーズに香港アクション映画の影響を持ち込んだというンは、第4作で最も誇りに思っているスタントシーンについて次のように答えている。
「ジェイソンとイコのファイトシーンでしょう。2人のファイトシーンを撮影するのに1日半しかなかったんです。ジェイソンとイコは短い時間枠で信じられないような闘いをやってのけた。彼らは本物のアクションスターです。もっとイコのファイトシーンがあればよかったのですが、それは脚本とキャラクター次第ですからね。」
第4作は、これまでシリーズを率いてきたスタローンが主役の座をステイサムにバトンタッチし、おなじみのキャストであるガンナー・ヤンセン役のドルフ・ラングレン、トール・ロード役のランディ・クートゥアーも続投。ウワイスはテロリストのリーダーであるスアルト役、ジャクソンはイージー役、CIAエージェントのジーナ役でミーガン・フォックス、マーシュ役でアンディ・ガルシア、ラッシュ役でレヴィ・トラン、ガラン役でジェイコブ・スキーピオが新たに加わる。
監督は『ニード・フォー・スピード』(2014)『マイナス21℃』(2017)のスコット・ウォー。脚本はリブート版『トータル・リコール』(2012)のカート・ウィマー、「After Hours(原題)」のタッド・ダッガーハート、『バンブルビー』(2018)のマックス・アダムスが共同執筆した。
映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』は2024年1月12日(金)に日本公開。
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Source:Comicbook.com