『ファンタビ』でエズラ・ミラーが気になったあなたに、魅力爆発『ウォールフラワー』がオススメ
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(以下『ファンタビ』)熱が冷めやらぬNanaです。ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)のヘタレ眉が愛しくて劇場に行きました。そんな私が、実は『ファンタビ』公開前からその姿を一番楽しみにしていた俳優さんがいます。
\だ〜れ〜!/
『ファンタビ』屈指のヘアスタイル
そう、タイトルでおわかりの通りエズラ・ミラーくんです。

『ファンタビ』では、クリーデンス・ベアボーンという、ニュートを輪をかけてヘタレにしたような気の弱い青年を演じていました。その独特なヘアスタイルで覚えている方も多いのではないでしょうか!

『ファンタビ』特報第3弾くらいまで予告編にも登場しなかった彼ですが、久々のご対面でこの髪型はややショックでした。それでもいいの、好きですよ。最初の写真のとおり、長髪が多いエズラくんなので、ここまで短い髪は新鮮! クリーデンス役のためにバッサリ切ったそうです。
『ファンタビ』を観れば、とにかく忘れられない演技力と、役柄の魅力を最大限に引き出すその視線に、きっと彼のファンになること間違いなし。いや、もうファンになってしまったというあなたのために、かつて彼が最高の魅力を放っていた作品をご紹介します。
『ウォールフラワー』(2012年)
あらすじ
さえない高校生チャーリー(ローガン・ラーマン)は入学初日からイマイチ周囲と馴染めない。そんな時、サム(エマ・ワトソン)とパトリック(エズラ・ミラー)という年上の兄妹に出会い、人間関係の輪の中に飛び込めるようになる。ふたりとの出会いをきっかけに、チャーリーは友人が増えたり恋をしたり、あらゆることを経験していく。やがてサムとパトリックは、チャーリーよりも先に卒業してしまい……。
この『ウォールフラワー』で、エズラくんは同性愛者で悩める恋心を隠している変わり者の先輩というポジションをつとめ、“最高にカリスマ性ある変人”を見事に演じきっています。はっきり言って主人公を食いまくってる演技力と魅力、本当に凄まじいものでした。
エズラくんの演じる役柄は、『ファンタビ』のクリーデンスしかり、『ウォールフラワー』のパトリックしかり、とても難解かつ複雑な問題を抱えた“一筋縄ではいかない”人物が多いです。マイナスの感情を表現しつつ、それをプラスに昇華するエネルギーを兼ね備えた芝居は劇中で異彩を放つ……とでも形容したらいいでしょうか。
私がエズラくんに注目する理由は、そんな感情表現の器用さで観客を確実にキャッチする役者としての強引さにあります(顔がかっこいいからでもあります)。
『ファンタビ』につづき、今後も『Justice League(原題)』や『The Flash(原題)』など公開予定作品が続々予定されているエズラ・ミラー。すでにフラッシュ役として、話題作『スーサイド・スクワッド』にもカメオ出演を果たしました。これからも、彼の活躍には要注目ですね!
こちらの記事でもエズラ・ミラーを特集しています!:
Eyecatch Image: http://www.japantimes.co.jp/culture/2013/12/26/films/kaori-shojis-2013-top-10-films-that-arent-backward-about-coming-forward/