『ワイルド・スピード』第10&11作、撮影に向けて準備快調 ─ 欧州でのロケハン、まもなくスタート

コロナ禍において世界的大ヒットを記録した『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に続くシリーズ第10&11作の撮影開始に向けた準備が着々と進んでいるようだ。主演・製作のヴィン・ディーゼルによれば、ヨーロッパでのロケハン(撮影地の選定)が開始されるという。
2001年から続いてきた『ワイルド・スピード』は、第10&11作をもってメインシリーズの完結を迎える。第10作の米公開は2023年4月に予定されており、封切りに向けたプリプロダクション(撮影前準備)がさっそく進められているようだ。
ヴィンは、自身のInstagramで「監督がヨーロッパへ向かうまで数週間。ロケーション(撮影地)のプリプロダクションが正式にスタートします。ワクワク」と投稿。続けて、「どの俳優との共演が見たいか、皆さんに聞く時です」と、ファンへのメッセージを伝えている。キャスティングもまもなく開始ということだろう。
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『ワイスピ』では、ドム役のヴィン・ディーゼルやレティ役のミシェル・ロドリゲスらおなじみのファミリーに加えて、各作品で登場する新キャラを演じる俳優に注目が集められてきた。最新作『ジェットブレイク』では、世界的プロレスラーでもあるジョン・シナが、ドムの弟ジェイコブ役に抜擢されている。ほかこれまでに、ジェイソン・ステイサムやヘレン・ミレン、カート・ラッセル、スコット・イーストウッドらが参加しており、豪華なアンサンブルが『ワイスピ』を彩ってきた。
ヴィンの投稿のコメント欄では、ドラマ「BATWOMAN/バットウーマン」シーズン1でタイトルロールを演じ、ヴィンとは映画『トリプルX:再起動』で共演したルビー・ローズが、「もし『ワイスピ』に1作でもカメオ出演できなかったら、私は……」と記し、『ワイスピ10』出演のためにアピールしている模様。ちなみに、ヴィンは次作の新キャストとして迎えたい俳優に、名優マイケル・ケインの名を挙げていた。
第10作には、シリーズ第3〜6作を手がけ、『ジェットブレイク』で監督復帰を果たしたジャスティス・リンが続投。また、シリーズ計7作で脚本を手がけ、『ジェットブレイク』では企画から離れていたクリス・モーガンも復帰を果たす。なお、撮影は第11作と連続で2022年初頭に予定されている。
映画『ワイルド・スピード10(仮題)』は2023年4月7日に米公開予定。
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