『ファンタスティック・フォー』は「マーベルの大黒柱になる」とケヴィン・ファイギ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ6で初参戦を果たす『ファンタスティック・フォー(原題)』は、今後のMCUにおける「大黒柱」になるという。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が予告している。
米Entertainment Weeklyの取材で、今後におけるMCU作品について多くを語ったファイギ。「特に楽しみにしている企画」を尋ねられると、『ファンタスティック・フォー』を挙げて回答した。
「(このインタビューで)ミュータントやマーベルの世界観について話をしましたが、『ファンタスティック・フォー』はコミックでその後に続く全ての礎ですから。
映画でも明らかに土台となってきましたが、MCUのストーリーテリングに登場することはありませんでした。これは、MCUにとって本当にエキサイティングなことです。もうすぐ、もっと本作の情報が聞こえてくるようになるでしょう。50~60年前からコミックに登場しているように、今後のMCUで本作を大黒柱にしていく計画です。」
現時点で、『ファンタスティック・フォー』の全貌はベールに包まれているが、ファイギはフェーズ6の前半で公開される本作を、かなりの重要作として見なしているようだ。
監督を務めるのは、MCUドラマ「ワンダヴィジョン」(2020)でエピソード監督・製作総指揮を担ったマット・シャックマン。脚本には、インディー映画や短編映画に取り組んできた気鋭コンビ、ジェフリー・キャプラン&イアン・スプリンガーが就任している。
なおシャックマンは、現時点で配役プロセスは初期段階にあり、囁かれている情報は噂にすぎないと強調していた。マーベル・シネマティック・ユニバース版『ファンタスティック・フォー(原題)』は2024年初旬に撮影開始、2025年2月14日に米国公開予定。
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Source:Entertainment Weekly