『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』まもなく完成か ─ ジャスティン・リン監督、音響編集の終了を報告

世界的人気を誇るカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が完成に近づきつつあるようだ。ポストプロダクション(撮影後作業)の1つである音響編集が終了したことを、監督のジャスティン・リンが報告した。
シリーズ約3年ぶりの最新作となる『ジェットブレイク』は、2019年6月に撮影開始。同年11月には撮影が終了するなど、順調に製作が進んでいたものの、コロナ禍の影響を受けて2020年5月に予定されていた米公開が約1年間繰り下げられていた。その後2度目の延期を経て、現在は2021年5月28日の米封切りが予定されている。
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「『F9』(ジェットブレイク)の音響編集が正式に終了しました!未曾有の時でさえ完璧に取り組んでくれた世界最高のクルーにとても感謝です。」
撮影終了後から数えると、ポストプロダクションに費やされている期間は現時点で約1年。このたび、ポストプロダクションの最終過程に行われる音響編集が終了したということで、いよいよ作品も完成に向かっているようだ。リン監督の投稿には、第7作『ワイルド・スピード/SKY MISSION』(2015)以来の復帰となるミア・トレット役のジョーダナ・ブリュースターや、ブライアン・オコナー役で知られる故ポール・ウォーカーの実娘メドウ・ウォーカーが、終了を讃えるコメントを記している。
『ジェットブレイク』では、これまで語られてこなかったドムの弟ジェイコブが初登場。このほか第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)で死んだはずのハン(サン・カン)の再登場も判明しており、シリーズ9作目にきて急展開を迎えることになる。
ちなみに2020年10月下旬には、本シリーズが全11作で完結することが発表された。第3〜6作を手掛けるなど、シリーズを成功に導いた立役者であるリン監督は、本作から続投で第10&11作の監督に契約交渉中だという。
第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は2021年5月28日米国公開予定。