『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はファンの疑問に「答えを出す」 ─ ジョン・シナ「『ワイスピ』はBTSみたい」

2021年公開予定のシリーズ第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、予告編や出演者によるこれまでの発言などから、すでにファンの間で様々な議論が交わされている。
例えば第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)で死んだはずのハン(サン・カン)の再登場。その上、『ワイスピ』シリーズ初の宇宙行きが本作で実現する可能性も浮上しているのだ。ファンにとっては、“なんで?どうやって?”とハテナの連続だろう。
このたびコメディアンのジミー・ファロンがホストを務める米トーク番組に『ワイスピ』シリーズの新ファミリー、ジョン・シナが出演。ヴィン・ディーゼル演じる主人公“ドム”ことドミニク・トレットの弟ジェイコブとして登場するシナは、「物語で言えば、皆さんが持つ疑問の答えを出してくれるでしょう」とファンには嬉しい発言をしている。
上述のハン復活について、本作の監督を務めるジャスティン・リンは「出来事には理由がある」と話していた。「答えを出してくれる」というシナの意図は恐らく、第9作で描かれることになる数々の驚きが、「理由」をもって説明されていくということなのだろう。
一方で、「物語への更なる足がかりとして、新しい疑問も浮かんでくるでしょうね」とも語るシナ。製作を兼任するディーゼルは以前、シリーズが10作目で完結することを示唆していた為、次回作に繋がる本作での一波乱もありそうだ。
また、シナは本シリーズを、自らファンと公言する韓国発のグローバル・アイドル「BTS(防弾少年団)みたいなもの」と形容する。「(『ワイスピ』は)『ジェットブレイク』に至るまで、全世界のファンが支えてくれているんです。20年間も。レガシー・プロジェクトなんですよ」。かく言うシナは「『ジェットブレイク』では、これまで受け継がれきたものが織り交ぜられる」と予告、ファンの期待値を更に上げた。
本作では、これまで語られてこなかったドムの弟ジェイコブが初登場するほか、第7作『ワイルド・スピード/SKY MISSION』(2015)以来となるドムの妹ミア(ジョルダナ・ブリュースター)も再登場する。2021年公開予定。
Source: The Tonight Show Starring Jimmy Fallon