『ワイルド・スピード』ショウ家母ヘレン・ミレン、最新作で「運転する」 ─ ヴィン・ディーゼルが宣言

「私が『ワイルド・スピード』シリーズに出演したいと思う理由は、運転がしたいからなんです。次こそは運転しますからね」。
こう豪語するのは人気映画シリーズ『ワイルド・スピード』に、ミセス・ショウ役で第7作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)から参加している女優ヘレン・ミレン。『ICE BREAK』出演後の2017年9月、ド派手なカーアクションが見どころの本シリーズでのドライブを自ら希望していたのだ。
その後、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)とルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)によるスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)にも出演したミレンだが、願い叶わず。主人公ドムことドミニク・トレットらファミリーがするようなハンドルさばきは見られていない。
このミレンの願いが最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で遂に叶う。シリーズ主演のヴィン・ディーゼルが、米Entertainment Weeklyのインタビューで明言したのだ。インタビュアーより、最新作で「ヘレン・ミレンはいよいよ運転するのでしょうか?」と問われるや、ヴィンは「的を得た質問をしますね」と感心した様子。「ネタバレせずに言うなら…」と話した直後、「いや、やっぱ言っちゃいます」と突如考えを変え、「彼女は運転しますよ」と明言した。
もっとも、すでに公開されている『ジェットブレイク』の予告編では、ハンドルを握っているミレンの姿が確認できる(1:52〜)。ただし、これは車を停車させてのシーンなので、実際にカーアクションが見られるかどうかは確証が得られなかった。さっそく最新作で注目が集まることになるミレンのハンドルさばきに、ヴィンは「彼女の運転はなめらかですよ」と予告している。
なお、最新作には第3作で死んだと思われていたハン(サン・カン)が復活。ドムら、ファミリーと再会したハンは予告編にて流石のドライビング・テクニックを見せつけている。
Source: Entertainment Weekly,People