マーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に『ジョン・ウィック』脚本家が参加 ─ 鮮やかなアクションに期待、硬派なクリエイターが集結中

ディズニーの新ストリーミング・サービス「Disney+」にて配信される、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(邦題未定、原題:The Falcon and The Winter Soldier)」に、『ジョン・ウィック』シリーズの脚本家デレク・コルスタッドが参加していることがわかった。米The Wrap、Colliderが報じている。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は、アンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソン/ファルコンと、セバスチャン・スタン演じるジェームズ・“バッキー”・バーンズ/ウィンター・ソルジャーを主人公とする単独ドラマ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』以後を描くストーリーとなり、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)シャロン・カーター/エージェント13役のエミリー・ヴァンキャンプ、ヘルムート・ジモ役のダニエル・ブリュールが出演交渉中とも報じられている。
このたび本作の脚本に携わっていることが判明したデレク・コルスタッドは、キアヌ・リーブス主演のスタイリッシュアクション『ジョン・ウィック』シリーズを第1作から手がけ、最新作『ジョン・ウィック/パラベラム』(2019年10月公開)でも脚本を執筆。人気アクションゲーム『ジャストコーズ(Just Cause)』シリーズの映画化企画や、『パージ:エクスペリメント』(2019)ジェラード・マクマリー監督の新作映画『Booker(原題)』でも脚本を担当している。ハードなアクションを得意とする書き手ゆえ、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でも鮮やかなアクションシーンに期待したい。
既報によると、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の脚本家に就任していたのは「Empire 成功の代償」(2015-)のマルコム・スペルマン。全6話構成となる本シリーズにおいて、マルコム&デレクがエピソードを分担して執筆しているのか、それともデレクが脚本家ルームの一員としてのみ参加しているのかは分からない。
監督は「ウォーキング・デッド」「ハウス・オブ・カード」「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」など多くのドラマでエピソード監督を務めてきたカリ・スコグランド。ウェズリー・スナイプス主演『スナイパー』(2002)、『インファナル・ミッション テロ組織潜入スパイの真実』(2008)などのスリラー映画も手がけている。『シビル・ウォー』などで見られたファルコン&バッキーの印象からは意外にも思えるほどの硬派なクリエイターが揃いつつあるが、果たしてマーベル・スタジオの狙いは?
ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(邦題未定、原題:The Falcon and The Winter Soldier)」は、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」にて2020年8月に米国配信予定。
Sources: The Wrap, Collider, Deadline(1, 2)