「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」なぜタイトルは「ファルコン」のままなのか ─ アンソニー・マッキー&セバスチャン・スタンが教える

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(邦題未定、原題:The Falcon and The Winter Soldier)」は、なぜ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」というタイトルなのか。多くのファンが抱いている疑問に、ファルコン役アンソニー・マッキー&ウィンター・ソルジャー役セバスチャン・スタンが答えた。
この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。
キャプテン・アメリカの影
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカはサノスとの戦いを終えたのち、過去に戻ると、“もうひとつの世界”で穏やかな生活を過ごした。これまで活躍してきたキャプテン・アメリカは、年老いた姿で現代に戻ってくると、サムに盾を委ねる。コミックの世界でもおこなわれた“キャプテン・アメリカの継承”である。
しかし、サム・ウィルソン/ファルコンとバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーを主人公とするドラマのタイトルは「キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー」ではなく「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」なのだ。米MTV Newsでこの謎について問われたアンソニーは、率直に「僕はキャプテン・アメリカじゃないですからね。まだファルコンですよ」と答えている。
一方でアンソニーは、同じくMTVのインタビューで、すでにキャプテン・アメリカのスーツを試着したことも明らかにしている。キャップのスーツを身にまとい、『エンドゲーム』で譲り受けた盾を使うことになるファルコンは、いうなれば「まだファルコン」なのかもしれないが、ほとんど“新人キャプテン・アメリカ”ともいうべき状態だ。一連の発言から推測するに、本作はファルコンからキャプテン・アメリカへの変化がポイントなのかもしれない。その時、バッキー・バーンズがどのような形で傍らに立っているのかも重要だろう。
ちなみに「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」というタイトルについて、アンソニーの隣に座ったセバスチャンは「映画と混同しちゃいますよ」と口にしている。確かに、「キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー」としてしまえば、映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)と区別するのが難しくなってしまうだろう。ストーリーの面、タイトルを差別化する面、どちらを考慮しても今回のタイトルは理にかなっているのかもしれない。
本作でファルコン&ウィンター・ソルジャーの前に立ちはだかると思われるのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でバッキーを狙ったヘルムート・ジモ。演じるダニエルのInstagramには、コミックを再現したマスク姿が投稿されている。
ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(邦題未定、原題:The Falcon and The Winter Soldier)」はDisney+にて2020年秋に米国配信予定。
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Source: MTV News