『ワイルド・スピード』&『ジュラシック・ワールド』クロスオーバーにミシェル・ロドリゲス「それ乗りました」とやる気

『ワイルド・スピード』シリーズでレティ役を演じるミシェル・ロドリゲスが、一大シリーズの『ジュラシック・ワールド』とのクロスオーバーに強い関心を示している。『ワイスピ』出演者だからこそ感じる、納得の理由をミシェル本人が明かしている。
『ワイルド・スピード』と『ジュラシック・ワールド』は、世界中で圧倒的な人気を誇る一大シリーズ。その共通点こそあれ、カーアクション映画と恐竜アクション映画、ジャンルは全くの別物だ。これを踏まえた上で、ミシェル・ロドリゲスは両シリーズのクロスオーバーに「最高です。乗りました」と、最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の新たな予告編解禁にあわせて行われたバーチャル記者会見の場で並々ならぬやる気を見せている。
「これは昨日も話していたんですけど、面白くないですか。昨日話してたんです。ある一定のピークまで達してしまったら、クロス・ブランディングして合流する以外、目指すところが無いじゃないですか。大きくなりすぎた大企業同士もやっていることですから。」
もっとも、こう語るミシェルは、『ワイルド・スピード』と『ジュラシック・ワールド』のクロスオーバーを実現させる上で、大きな障壁を感じているという。いわく、「唯一妨げになるのは弁護士たちとスタジオですね」。その理由をミシェルは「ふつう、(作品同士の)合流って違うスタジオか何かで行われるから」と説明している。
一方で、「けどもし同じ傘下だったら?」ともミシェルが話しているように、両シリーズは米ユニバーサル・ピクチャーズ製作の作品。つまり、権利を所有するユニバースからの許可さえ下りれば、実現は可能なわけだ。
ミシェルが「ある一定のピークまで達してしまった」と『ワイスピ』に感じていることも注目すべき点だ。新たに公開された『ジェットブレイク』の予告編では、ローマンが「飛行機。列車。戦車。潜水艦とも戦った」と歴戦を振り返っているが、これ以上にファミリーを追い詰められるものといったら、恐竜しかいない…?
なお、『ジェットブレイク』にて監督復帰を果たし、きたる完結編10&11作目でもメガホンを取るジャスティン・リン監督は、クロスオーバーの案について「何ごとにも“絶対にない”とは言いません」と回答している。もしも実現したら、改造車と人工恐竜、勝つのはどっちだろうか。
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