『ワイルド・スピード10』ドムの息子役が決定 ─ 「僕がトレットだなんて」

人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作となる映画『FAST X(原題)』で、ヴィン・ディーゼル扮する主人公ドミニク・トレットの息子、ブライアンを演じる俳優が決定した。
米Varietyによると、ブライアン役で新キャストとして加わることになったのは、ファミリー映画『12人のパパ』(2022)やコメディドラマ「ブラッキッシュ」シーズン8などに出演している新進子役俳優のレオ・アベロ・ペリー。
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ドミニクとエレナ・ネベス(演:エリサ・パタキ)の息子であるブライアンは、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)で悪党サイファー(シャーリーズ・セロン)により、ドミニクを脅迫する材料として母親と共に誘拐されてしまう。デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)とオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)に救出された子に、ドミニクはブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)にちなんだの名を命名した。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)の冒頭シーンでは、ドミニクとレティ(ミシェル・ロドリゲス)の農場で幸せそうに暮らしている幼きブライアンが姿を見せていた。『ジェットブレイク』での登場シーンは短かったブライアンだが、第10作でどんな成長ぶりを見せてくれるのか注目だ。
ブライアン役に起用されたペリーは、コメディドラマ「ビッグ・リープ 再起への挑戦」(2021)にも出演。ディズニー映画『美女と野獣』の公開30周年を記念するライブ・ミュージカル特別番組『Beauty and the Beast: A 30th Celebration(原題)』ではチップ役を演じ、今後の活躍が期待される子役だ。
ペリーは自身のInstagramで、「もう車を運転できるってこと?」「僕がトレットだなんて」と喜びのコメントを投稿した。
その他の新キャストには、『アクアマン』シリーズのジェイソン・モモアがヴィランのダンテ役、『キャプテン・マーベル』(2019)などのブリー・ラーソンがテス役で出演し、「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」(2022‐)のアラン・リッチソンも参戦する。
お馴染みのレギュラー陣には、ドミニク役のヴィン・ディーゼル、レティ役のミシェル・ロドリゲス、ミア役のジョーダナ・ブリュースター、テズ役のリュダクリス、ローマン役のタイリース・ギブソン、ラムジー役のナタリー・エマニュエル、リトル・ノーバディ役のスコット・イーストウッド、クイニー役のヘレン・ミレン、ハン役のサン・カン、サイファー役のシャーリーズ・セロンが続投する。
『FAST X』は2023年5月に全国公開予定。
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※訂正:
記事初出時、キャラクター紹介に誤記がございました。お詫びして訂正いたします。
Source:Variety