『ファンタビ』第2作『黒い魔法使いの誕生』徹底解説 ─ あらすじ、カットシーン&小ネタ、新キャラクター紹介まで

魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が遂に公開を迎えた。第2作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)で与えられた疑問への答えを提示することになるであろう本作で、『ファンタビ』シリーズはいよいよ折り返し地点を迎える。
本記事では、最新作鑑賞前の復習として、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を徹底解説。あらすじからキャラクター&魔法動物、小ネタまでをまとめて紹介する。これを押さえておけば、最新作で明かされる“秘密”に備えることができるはずだ。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』あらすじ
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の舞台は、第1作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)の数ヶ月後となる1927年。『幻の動物とその生息地』を出版したニュート・スキャマンダーは、魔法界と人間界を脅かす「黒い魔法使い」グリンデルバルドがヨーロッパへの移送中に脱走したことを知る。ホグワーツの恩師ダンブルドアから彼を追うことを託されたニュートは、クイニーを探すジェイコブや魔法動物の相棒たちと共にパリへ向かうことに。そのパリでは、グリンデルバルドが言葉巧みに「より大きな善のために」をもとにした野望の信奉者をさらに募り、勢力を拡大させようとしていた。
一方、第1作で空中分解したと思われたオブスキュリアスの青年クリーデンスが生存していたことも判明する。クリーデンスはパリのサーカス団に身を潜めていたものの、蛇に変身するナギニと共に脱走するのだった。ティナは前作から引き続き、クリーデンスの行方を追っており、パリの街を歩き回る。そこで合流したティナとニュートは、フランス魔法省に侵入し、クリーデンスの出生を探ろうとする。そこにニュートの兄・テセウス・スキャマンダーの婚約者であるリタ・レストレンジが現れ、3人は探していた史緑がレストレンジ家の墓地に移管されたことを知る。
3人が墓地へと向かうと、その近くではグリンデルバルドによる信奉者集会が開かれようとしていた。クイニーと関係をギクシャクさせたジェイコブ、出生を知りたいクリーデンスとナギニ、ニュート一同、そしてレストレンジ家の“男”を執拗に追うユスフ・カーマ。クライマックスに向けて、登場人物たちが会場に集結していき……。
新キャラクター6名
リタ・レストレンジ(演:ゾーイ・クラヴィッツ)

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『ハリー・ポッター』シリーズでもお馴染みの姓を持つリタ・レストレンジは、前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に写真内で登場。ニュートの兄・テセウスの婚約者として『黒い魔法使いの誕生』から本格参戦した。ホグワーツ魔法魔術学校に在籍している当時、ニュートと親しい関係を築いていたこと、自身の過去に大きなトラウマを持っていることが語られた。
リタを演じたのは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)などで知られるゾーイ・クラヴィッツ。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のキャットウーマン役で再注目を浴びている。
テセウス・スキャマンダー(演:カラム・ターナー)

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ニュートの兄にしてリタの婚約者であるテセウスも本作初登場。テセウスは第一次世界大戦で活躍した英雄として名を馳せ、イギリス魔法省の闇祓い局トップを務めている。ニュートとは対照的な性格を持ち、社交的で感情を表に出すことが多い。最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドア』でも再登場予定で、より大きな活躍が期待される。
テセウスを演じたのは、『アサシン クリード』(2016)や『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)のカラム・ターナー。最新作は、「バンド・オブ・ブラザース」「ザ・パシフィック」に次ぐ、トム・ハンクス&スティーブン・スピルバーグ製作による戦争ドラマシリーズ第3弾「Masters of the Air(原題)」。
ニコラス・フラメル(演:ブロンティス・ホドロフスキー)

ニコラス・フラメルは『ハリー・ポッターと賢者の石』で重要な役割を果たす“賢者の石”を作り出した錬金術師。ハリーたちは蛙チョコレートの付録としてついてきたダンブルドアのカードを通して、フラメルの存在を知った。本作でフラメルはニュートたちを助けるべく、グリンデルバルドとの戦いに赴く。最新作『ダンブルドアの秘密』で本格登場する米イルヴァーモーニー魔法魔術学校の教師、ユーラリー・ヒックスとも親交が深いようだが、果たしてフラメルは再登場なるか。
フラメルを演じたのは、ビートルズの愛したカルト映画『エル・トポ』(1970)で、エル・トポの息子役を務めたブロンティス・ホドロフスキー。アレハンドロ・ホドロフスキーの息子としても知られる。
ナギニ(演:クローディア・キム)

ナギニは、マレディクタスという自らの意思と関係なく動物に変身してしまう“呪われた血”を持つ女性。魔法サーカスのスターとして、残虐なオーナーであり舞台監督のスケンダーによって悪用される中、クリーデンスと心を通わせていく。本作には人間の姿で登場するものの、『ハリー・ポッター』シリーズでは蛇の姿でのみ登場。ヴォルデモートの分霊箱の一つで、忠実な下僕としてハリー・ポッターたちを苦しめた。
ナギニを演じたのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で知られるクローディア・キム。最新作『ダンブルドアの秘密』には出演していないようだ。
ユスフ・カーマ(演:ウィリアム・ナディラム)
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ユスフ・カーマは名門魔法族の末裔と名乗り、ティナやニュートたちの前に現れる。レストレンジ家とは因縁の関係にあり、クリーデンスを執拗に追いかける。最新作『ダンブルドアの秘密』でも再登場し、ニュートがダンブルドア先生と結成するデコボコチームの一員に加わる模様。一体どのような活躍を見せるのか。
カーマを演じたのは、フランス出身のウィリアム・ナディラム。直近では、マット・デイモン主演『スティルウォーター』(2021)に出演した。
バンティ(演:ヴィクトリア・イェイツ)
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バンティはニュートの助手として、魔法ワールド初登場。登場シーンはわずかであるものの、謎多きニュートをよく知る数少ない人物のようだ。バンティは『ダンブルドアの秘密』でも再登場し、ユスフと同じくデコボコチームの一員として活動する。
バンティを演じたのは、イギリス出身のヴィクトリア・イェイツ。2011年から続くBBCの時代劇ドラマ「コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語」で知られている。
魅力あふれる魔法動物たち
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に続き、本作でも魔法動物たちが大活躍。すっかりおなじみのボウトラックルとニフラー、初登場となる日本のカッパや中国のズーウーなどを改めてご紹介する。
ボウトラックル
ボウトラックルは、小さな幹と根に葉のついた小枝が伸びているような姿をした背丈20センチの魔法動物。大人しく内気な性格だが、自分の住む木が危険に晒されると、木を守るために攻撃する一面も。鍵を開ける才能もあり。本作ではニュートの胸ポケットに入り、行動を常に共にするボウトラックルのピケットが引き続き大活躍。最新作『ダンブルドアの秘密』でもニュートにつきっきりのようだ。いや、どっちかといえばニュートがつきっきりなのか?
ニフラー

ニフラーは、光るものなら何でも大好きないたずら屋さん。宝物はお腹にためており、ドラえもんのように沢山収納することができる。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ではキラキラしたものを追いかけてニューヨークで騒ぎを起こし、ニュートを困らせていた。
また、普段は地面から6メートルほどの深さの巣に住んでおり、最大で8匹ベビー・ニフラーを産むことが可能。色は様々で黒、茶色と白、灰色と白のほか、3色のものもいる。キラキラしたものが大好きなのは親と変わらず。最新作『ダンブルドアの秘密』では、ピケットと共にミッションに参加する模様。
チュパカブラ
グリンデルバルドがペットとして保有していた魔法動物。6本の脚と鋭い歯を持った、青い肌のトカゲのような姿をしている。チュパカブラは、現実世界でもその存在が囁かれる未確認生物と同じ名。
オーグリー
ニュートの地下室で保護されている、フクロウのような大きな鳥の魔法動物。鋭いくちばしと鉤爪を持ち、カラフルな尾が特徴的。頭から長い毛が生えていて、先端に羽がついている。内気な性格で、大雨の日だけ飛翔する。
セストラル
死を見たことのある人間だけに見える、不気味にやせ細った魔法動物。馬のような姿だが、コウモリのような羽も生えている。魔法省からは「危険生物」認定を受けている。『ハリー・ポッター』シリーズにも登場しており、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)では魔法省へと向かうハリーたちを助けた。本作では冒頭のグリンデルバルド移送シーンで登場する。
ケルピー
水の中で棲息するケルピーは、噛む力が強く、手なずけるのも難しい。だが、頭に縄をかけると大人しくなるそうで、本作ではニュートを乗せて水中を駆け抜ける姿が楽しめるそうだ。なお、J.K.ローリングはケルピーがお気に入りの魔法動物だと語っている。
ズーウー

ズーウーは、象と同じくらいの大きさをもつ猫科の魔法動物。中国に棲息していたと言われており、ものすごく強い力を持つと共に、1日に千里も移動することができる素早さも兼ねそろえている。最大の特徴は、体と不釣り合いなほど長く、フリルのようなものがついた色とりどりの尻尾。猫じゃらしを出されると、おとなしくなるようで……。
マタゴ

マタゴは、スフィンクスという種類の猫に似た姿をした使い魔。フランス魔法省で単純労働に使われており、怒らせると、さらに恐ろしい姿に変わり、攻撃をしてくる。
ジャパン・ツアー、大盛況

2018年当時、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ワールド・ツアーが開催。ロンドンやパリで行われた後、日本はトリを飾る国として選ばれた。エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、クローディア・キムが揃って来日し、日本のファンと対面を果たした。
ジャパンプレミア
2018年11月21日、六本木ヒルズアリーナで開催。キャストたちはレッドカーペットでファンと交流した後、豪華特設ステージで作品について語り合った。
ファンナイト
ジャパンプレミア翌日の11月22日、キャストたちが向かったのは豊洲PIT。Q&Aセッションやプレゼント抽選会などが実施され、ステージ上でファンがキャストと交流するという興奮の一幕もあった。
初日舞台挨拶
さらにその翌日の11月23日、丸の内ピカデリーにて初日舞台挨拶が開催。日本の洋画イベント恒例、法被(はっぴ)を羽織りながらの「鏡割り」も行われ、会場を盛り上げた。
カットシーン&小ネタ
『黒い魔法使いの誕生日』では、本編では語られなかったカットシーンや小ネタが満載。ここではピックアップして、4つご紹介しよう。
ここからは、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のネタバレが含まれています。

ジュード・ロウ、J.K.ローリングからダンブルドアの全てを教えてもらう
映画史においても、ダンブルドア先生は最もアイコニックなキャラクターの1人として知られる。そんな彼を演じたジュード・ロウは、原作・脚本のJ.K.ローリングから全てを教えてもらったという。ローリングによれば、打ち合わせの際、ジュードには「他の誰にも言っていないことも、ダンブルドアに関する全てを話した」とのこと。最新作のタイトルは『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』だが、まさに秘密の一部が明かされることになりそうだ。
ニュート役エディ・レッドメイン、兄・テセウス役のカラム・ターナーよりも年上
本作では、ニュートの兄・テセウス・スキャマンダーが本格登場を果たした。前作『魔法使いの旅』では、第一次世界大戦を生き延びた「英雄」と言われていたが、いざ姿を見せるや想像通りの頼もしさと風格を見せてくれた。
テセウスを演じたカラム、劇中ではニュートの兄を演じているが、実はニュート役のエディ・レッドメインより8つ年下。年の差を感じさせずに兄弟関係が成立しているのは、ターナーとレッドメインによる演技のおかげだろう。
映画冒頭の会話シーン、ロングバージョンが存在
映画序盤では、主人公のニュートとダンブルドアが再会を果たした直後のシーンが描かれる。2人は人目を避けるため、“姿くらまし”(瞬間移動できる魔法)をして何度か場所を変えながら会話を交わす。2019年3月には、未公開映像として会話シーンのエクステンデッド版の一部が公開されていた。
霧の深い街中を舞台とした映像では、密猟されていたサンダーバードの解放を目的にニューヨークを訪れていたニュートに、別の目的が存在していたことが明かされている。ダンブルドアはグリンデルバルドの目論見を把握していたようで、ニュートはこれを阻止する任務についていたのだ。このシーンが含まれていたら、グリンデルバルドとダンブルドアがなぜ直接戦えないのかということが明かされる結末への伏線となっていたであろう。
ジェイコブ&クイニーの冒頭シーンにもロングバージョンが
ロングバージョンが存在するのは、ニュートとダンブルドア先生の会話だけではない。『ファンタビ』のお騒がせカップル、ジェイコブとクイニーの会話にもカットシーンがあるのだ。これを明かしていたのが、ジェイコブ役のダン・フォグラー。冒頭、ロンドンの自宅にいたニュートをジェイコブとクイニーが訪れるシーンが登場する。ここでジェイコブは、クイニーに惚れ呪文をかけられていることにニュートはすぐに気がつく。
ダンによれば、「ディナーの席で彼女(クイニー)の呪文にかかっているシーンには、もっと長いバージョンがあった」という。さらにダンは、カットシーンについて「僕が食べ物に塩をかけていたら、それが魔法の塩で、とにかく塩が出続けて、プレートに山盛りになっちゃうくだりがあったんです」とより具体的に語っている。「あのシーンでは、チャップリン風のおかしな演技をあれこれとやりました」。
本編ではその後、結婚観の相違でクイニーがジェイコブの元を去ってしまう。一貫してシリアスな雰囲気をまとったシークエンスだったが、ジェイコブがチャップリンになっていたら、もう少し明るいテイストになっていたのかもしれない。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』出演者/キャスト、吹替声優、スタッフ
主なキャラクター、キャスト、吹替声優
キャラクター名 | キャスト | 日本語吹替声優 |
ニュート・スキャマンダー | エディ・レッドメイン | 宮野真守 |
ニュート(学生時代) | ヨシュア・シア | |
ポーペンティナ(ティナ)・ゴールドスタイン | キャサリン・ウォーターストン | 伊藤静 |
ジェイコブ・コワルスキー | ダン・フォグラー | 間宮康弘 |
クイニー・ゴールドスタイン | アリソン・スドル | 遠藤綾 |
クリーデンス・ベアボーン | エズラ・ミラー | 武藤正史 |
リタ・レストレンジ | ゾーイ・クラヴィッツ | 森なな子 |
リタ(学生時代) | テア・ラム | |
リタ(幼少期) |
ルビー・ウールフェンデン
|
|
ナギニ | クローディア・キム | 大地葉 |
テセウス・スキャマンダー | カラム・ターナー | 江口拓也 |
アーノルド・グズマン | コーネル・ジョン | 英語版 |
ユスフ・カーマ | ウィリアム・ナディラム | |
ユスフ(12歳) | アイザック・ドミンゴス | |
グリムソン | イングヴァール・エッガート・シーグルソン | 松山鷹志 |
アバナシー | ケヴィン・ガスリー | 粟野志門 |
セラフィーナ・ピッカリー | カルメン・イジョゴ | 深見梨加 |
スピールマン | ウルフ・ロス | 掛川裕彦 |
トーキル・トラバース | デレク・リデル | 根本泰彦 |
ヴィンダ・ロジエール | ポピー・コービー=チューチ | 喜多村英梨 |
アーマ・ドゥガード | ダニエル・ユーグ | 神代知衣 |
ユーラリー・ヒックス | ジェシカ・ウィリアムズ | きそひろこ |
ロレナ・カーマ |
イソーラ・バルベ=ブラウン
|
|
ムスタファ・カーマ | ヒュー・クオーシー | |
コーヴァス・レストレンジ・シニア | キース・シャンター | |
スケンダー | オラフル・ダッリ・オラフソン | 島田岳洋 |
マクダフ | アンドリュー・ターナー | |
カロー | マヤ・ブルーム | |
クラフト | サイモン・ミーコック | |
クロール | デヴィッド・サクライ | 辻井健吾 |
ネイジェル |
クラウディウス・ピータース
|
|
ステビンス | バート・ソロチンスキ | |
バンティ | ヴィクトリア・イェイツ | 新谷真弓 |
マクラーゲン | アルフィー・シモンズ | 観世智顕 |
ポートキーのダフ屋 | デヴィッド・ウィルモット | 本多新也 |
メリュジーヌ | オルウェン・フエレ | |
ミネルバ・マクゴナガル | フィオナ・グラスコット | 渋谷はるか |
ニコラス・フラメル | ブロンティス・ホドロフスキー | 英語版 |
アルバス・ダンブルドア | ジュード・ロウ | 森川智之 |
ダンブルドア(過去) | トビー・レグボ | |
ゲラート・グリンデルバルド | ジョニー・デップ | 平田広明 |
グリンデルバルド(過去) |
ジェイミー・キャンベル・バウアー
|
主なスタッフ
- 監督:デヴィッド・イェーツ
- 脚本:J.K.ローリング
- 製作:デヴィッド・ハイマン、J.K.ローリング、スティーヴ・クローヴス、ライオネル・ウィグラム
- 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
- 撮影監督:フィリップ・ルースロ
- 編集:マーク・デイ
最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』情報
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、シリーズ第3弾。物語は中間地点にして、最高潮に達すると言われている。ニュートとダンブルドア先生が率いるデコボコチームが、勢力を広げるグリンデルバルド陣営に立ち向かっていく。
キャストは、『黒い魔法使いの誕生』から多くが続投。その中で予告編にほとんど姿を見せていないのが、キャサリン・ウォーターストン演じるティナだ。ティナの行方をはじめとする幾つもの謎については、劇場に足を運べば答えが得られるが、未見の方には以下の考察記事をおすすめ。『ダンブルドアの秘密』の予告編を徹底考察し、本編の展開を予想している。
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