『ファンタスティック・ビースト』第3作、2022年夏に公開延期 ─ 降板のジョニー・デップ、数シーン撮り終えていた

『ハリー・ポッター』魔法ワールドを描く人気シリーズ、『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)の劇場公開が、2022年夏へ世界的に延期されることがわかった。米ワーナー・ブラザースが発表した。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)に続く第3作は、2021年11月12日の米国公開と告知され、撮影そのものは新型コロナウイルスの感染拡大による延期を経て、2020年9月に始まっていた。しかし2020年11月6日(米国時間)、ゲラート・グリンデルバルド役から前作のジョニー・デップが降板し、第3作では新たな俳優が演じることが決定している。
デップの降板は、11月2日、デップが英国のタブロイド紙「The Sun」に対して起こしていた名誉毀損裁判で敗訴したのちに発表されたもの。元妻のアンバー・ハードに対するドメスティック・バイオレンス疑惑のあるデップは、同紙に「妻殴り(wife beater)」と記載されたことが事実と異なるとして訴えを起こしていた。デップがInstagramに掲載した声明文によると、デップはワーナーに降板を求められ、これを受け入れたという。
米Deadlineによると、すでにデップは『ファンタスティック・ビースト』第3作の撮影に参加しており、降板以前に数シーンを撮り終えていたとのこと。今後、ワーナーは新たなグリンデルバルド役の俳優を起用し、撮影済みのシーンの再撮影にも取り組むことになる。
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映画『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)は2022年夏に世界公開予定。
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