『ファンタスティック・ビースト』第3作、シリーズ史上最大規模の作品に ─ 「過去2作品をあわせた以上」

『ハリー・ポッター』魔法ワールドの次回作、映画『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)は、『ファンタビ』シリーズ史上最大規模の作品になるという。ジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラーが、英HeyUGuysのインタビューにて明らかにしている。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、これまでに『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)が製作された。ファン待望の第3作は2019年7月より撮影と伝えられていたが、のちに晩秋まで撮影開始が延期されたことが判明している。
延期の報道がなされた際、その理由として、撮影までのプリプロダクション(準備作業)に予定以上の時間が必要になったことが挙げられていた。このたびフォグラーは、第3作の撮影が2019年秋に始まることを認め、延期の理由について報道と一致するコメントを残している。
「とても大規模の映画になりますよ。(撮影の延期は)過去2作品をあわせた以上に規模が大きくなるからだと聞いています。製作陣にもう少し準備期間が必要だった、でも無理に焦りたくなかったので延期になったんです。」
こうして『ファンタビ』シリーズ最大規模となることが明らかになった本作は、物語の舞台も世界規模となる模様。フォグラーは「脚本は撮影が近づかないと受け取れないので、まだ詳しいことは知らないんです」と笑いながらも「ブラジルに行くということだけはお伝えできますよ」と明かした。
ちなみに『ハリー・ポッター』シリーズの原作者であり、『ファンタスティック・ビースト』シリーズの脚本を手がけるJ・Kローリングは、過去にも第3作の舞台がブラジルのリオ・デ・ジャネイロとなる可能性を示唆したことがあった。2019年2月8日時点で、リオ・デ・ジャネイロが舞台であるという確かな根拠はないが、フォグラーのコメントによって、この可能性はさらに有力なものとなったといえそうだ。
Let’s just say I really ought to be able to spell Rio de Janeiro properly, given how many times I’ve written/typed it in the last few months.
— J.K. Rowling (@jk_rowling) November 1, 2018
映画『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)は、2020年11月20日に米国公開予定。
Source: HeyUGuys