マーベル社長、ジェームズ・ガン監督のDC移籍に初言及 ─ 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』詳細は「追って」

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手がけたジェームズ・ガン監督のDC映画移籍について初めてコメントした。
2018年7月、ガン監督は過去の不適切な発言によって『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』から解雇されている。同年10月、ワーナー・ブラザース&DCコミックスは『スーサイド・スクワッド』(2016)続編の脚本家としてガンを起用したことを発表。同作でガンは監督を務める可能性も高いとみられている。

このたびケヴィン社長は、第76回ゴールデングローブ賞の授賞式で米MTV Newsのインタビューに応じた。いくつもの質問のあと、インタビュアーは『Vol.3』の進捗、そしてガンのDC移籍について正面から切り込んでいる。ファイギ社長は言葉少なくも、DCとの友好的な関係性について述べた。
「昨夜、『アクアマン』を観に行ったんです。すごく、すごく楽しかった。僕は(DCを)常に支持しています。ライバル関係だとは思っていません。良い映画が作られていますし、それにご存知の通り、ジェームズ・ガンは良い映画を作りますから。」
Marvel Studios president Kevin Feige on when #AvengersEndgame got its title, how #CaptainMarvel is looking, the Disney-Fox merger, and more from the #GoldenGlobes red carpet pic.twitter.com/pSE7lgNM4U
— MTV NEWS (@MTVNEWS) 2019年1月7日
一方、ファイギ社長は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』については「作ります」としながらも、「いつ、どこで、どうやってやるのかは追ってお知らせします」と述べるにとどまっている。
『Vol.3』はガン監督の解雇後、企画そのものが無期限保留状態となった。2018年10月の時点で、ファイギ社長は同作について「保留状態」であることを認めたとされる。ガン監督による脚本は使用される方針のようで、ネビュラ役のカレン・ギランは脚本を「ほんのちょびっと読んだ」と語っていた。
なおマーベル・スタジオは新監督の選定を続けており、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)や『バイス』(2019年4月5日公開)のアダム・マッケイ監督に就任を打診したことが明らかになっている(ただし就任の是非は不明)。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』、ジェームズ・ガン脚本『スーサイド・スクワッド』続編(タイトル未定)の製作・公開時期は未定。
Source: MTV News