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『ワイルド・スピード』に女性キャラクターのスピンオフ企画が存在か ─ ヴィン・ディーゼルが示唆

©Universal Pictures

ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの筋肉コンビによるスピンオフ映画『ホブス・アンド・ショウ(邦題未定、原題:Hobbs and Shaw )が撮影を開始している一方で、『ワイルド・スピード』シリーズには新たなスピンオフ企画も存在するようだ。ドミニク・トレント役のヴィン・ディーゼルが自身のInstagramにて示唆した。

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ヴィンが投稿した動画は、自身が主演するコミック原作のSFアクション映画画『ブラッドショット(原題:Bloodshot)』のアフリカロケ中に撮影されたもの。『ブラッドショット』について「度肝を抜かれる」と自信たっぷりのヴィンは、「俺と一緒に『ワイルド・スピード』を始めた製作パートナーのニール・モリッツと今回も一緒なんだけど、たまげてるよ!2020年の『ブラッドショット』で世界に見せられるものに、興奮を隠しきれずにいる」と紹介。続けて動画では、サプライズ・ゲストを紹介する下りにて、『ワイルド・スピード』関連の気になる新情報をサラリと口にしているのだ。

「今日は『ワイルド・スピード』からもサプライズ・ゲストが来ているよ。俺の女性スピンオフ企画と、ほか2本のスピンオフ企画を望むユニバーサルに感謝!」

そう明かしてカメラの角度を変えると、セットの一部で懸垂をする男の姿が。『ワイルド・スピード』シリーズでブライアン・オコナー役を演じた、亡きポールの弟コーディー・ウォーカーである。コーディー側も同じ動画を自身のInstagramに投稿しており、こちらには「聞こえてたか分からないけど、100回以上(懸垂を)やったからね」とアピールした。

『ワイルド・スピード』複数のスピンオフが存在か

© Universal Pictures

どうやらビン・ディーゼルは、自らが主導となって女性キャラクター中心となるスピンオフを始めとする新作企画を準備しているようだ。『ワイルド・スピード』から新作が登場することは嬉しい限りだが、ファンとしては少し複雑な思いもある。シリーズ5作目の『MEGA MAX』(2011)よりルーク・ホブス役で参加した人気者ドウェイン・ジョンソンに対し、2作目『X2』(2003)でファミリーに加わっていたローマン・ピアース役のタイリース・ギブソンが不満の意志を示していた。シリーズ内では新しいキャラクターを演じるドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムによるスピンオフ映画によって、メイン作であるはずの『ワイルド・スピード』第9作が延期になったことを疑問視しているのだ。タイリースは、この2人が『ワイルド・スピード』ファミリーを引き裂いたとして、スピンオフ作品への出演を断ったことも明かしている。

また、ヴィンとドウェインの間もトラブルがあった。2016年8月、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)の撮影中にドウェインが共演者を「臆病者」とInstagramにて罵り、のちにヴィン・ディーゼルと険悪な関係だと報じられたことがあったのだ。

ファミリー分裂とも取れる状況下、ドウェインとステイサムのスピンオフ製作が進む一方で、ヴィン・ディーゼルは故ポール・ウォーカーと遺伝子を分かつ弟コーディと新たなスピンオフの存在を示している。『ワイルド・スピード』ファミリーは、舞台裏でもレース状態にあるようだ。

Source:vindiesel

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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