『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』マダムM役エイザ・ゴンザレス、女性スピンオフ企画参加に前向き「やる気十分」

メインストーリーの完結が判明している『ワイルド・スピード』シリーズだが、今後もユニバースは拡大していくことになる模様。現在、ドウェイン・ジョンソン&ジェイソン・ステイサム主演による人気スピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)の続編や、女性キャラクターのスピンオフ企画が進行している。
このたび、この両方に出演する可能性を秘めたキャラクターを演じる女優が、今後の『ワイスピ』ユニバースへの参加に前向きな姿勢を見せている。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』で武器商人マダムMを演じたエイザ・ゴンザレスだ。
『スーパーコンボ』にて『ワイスピ』ファミリーに仲間入りを果たしたゴンザレスが意欲を語ったのは、米Colliderの取材にて。ゴンザレスいわく、役のオファーを受けた当時から、マダムMの登場範囲が『スーパーコンボ』のみに限らず、『ワイスピ』ユニバース内であることを前提にした話し合いが製作の米ユニバーサル・ピクチャーズとの間で行われていたという。「私自身も(『ワイスピ』が)大好きだったので、ユニバーサルと何かを見出したかったんです」と、当時の話し合いを振り返るゴンザレス。自身の並々ならぬ意欲と作品愛が功を奏したのか、今後のシリーズに再登場する可能性が実際にあるようだ。
「最終的に(話し合いで)、私は“やる気十分なんです”って感じでした。“とにかく端役は嫌だ”という風に。そしたら、フランチャイズへの可能性が開けてきて。今じゃ女性だけの『ワイルド・スピード』企画も動いていますし、巨大なフランチャイズですよ。」
女性スピンオフ企画に大きな動きが見られたのは、2019年1月。脚本家として『キャプテン・マーベル』(2019)のニコール・パールマン&ジェネバ・ロバートソン=ドゥウォレット、『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)のリンジー・ビアーが起用されたのだ。それからの進捗こそ不明だが、ゴンザレスの話しぶりから察するに、今も水面下で作業が進んでいるのだろう。
なお、ゴンザレスは『スーパーコンボ』の製作を兼任するルーク・ホブス役のドウェインから「映画に出てほしい」と直々にオファーを受けたこと、『ワイルド・スピード』全体を率いるドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルと『ブラッドショット』(2020)で共演した際に、「めちゃくちゃワクワクしてもらった」ことも明かしている。いわば、2人の重要人物からお墨付きを得ていると言っても過言ではないゴンザレス。今後の『ワイスピ』ユニバースを率いるメインキャラクターとなっていくかもしれない。
Source: Collider