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『ワイルド・スピード EURO MISSION』ハン役、ジゼル役ガル・ガドットと築いた友情 ─ 恋人役としての共演振り返る

Sung Kang サン・カン Gal Gadot ガル・ガドット
Photo by photoren https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sung_Kang.jpg|Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gal_Gadot_cropped_lighting_corrected_2b.jpg|Remixed by THE RIVER

『ワイルド・スピード』シリーズでハンを演じるサン・カンが、劇中で恋人関係にあったジゼル役を演じたガル・ガドットとの撮影時を振り返った。ふたりが最後に共演したのは、第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)。当時ガドットと築いた友情は、サンにとっては8年経った今でも色褪せないようで……。

サンはシリーズ第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)で、ガドットは第4作『ワイルド・スピード MAX』(2009)で『ワイスピ』に仲間入りを果たした。もっとも、ふたりが本格的に共演したのは第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)から。ドムからの招集を受けたハンとジゼルは、ミッションを共にしていくうちに惹かれ合うようになり、恋人関係にまで発展する。しかし、第6作『EURO MISSION』の終盤、飛行機上で敵との戦闘を繰り広げていた最中、襲われそうになったハンをジゼルが助け、そのまま転落。ハンは最愛の人間を失ってしまった。

第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で、約8年ぶりに『ワイスピ』に帰ってくるサンは、ハンとジゼルの関係が最も進んでいた『EURO MISSION』での撮影時を米Entertainment Weeklyの取材で回顧。シリーズ離脱後は『ワンダーウーマン』(2017)に出演し、スーパーヒーロー女優としての地位を確かなものとしたガドットについて、サンは次のように振り返っている。

「周りからは、“ワンダーウーマンとキスするのってどんな感じなの?”とかっていつも聞かれます。ガル・ガドットは何から何までが美しいです。美しいのはもちろんなんですけど、結局は一緒にいてすごく楽しい人でした。クルーの一員でしたし、根っからのおてんばな感じで。彼女についておかしなことや不快なことは全く無かったですね。彼女はすぐに、ずっと前からの知り合いかのように感じさせてくれました。

恋人役であるがゆえに、ガドットとは撮影以外でも長い時間を共に過ごしたサン。「お互いの家族や出自、日々の生活でのことなどをたくさん話した」という。劇中では恋人だったふたりは、いち人間同士としても心を通じ合わせていたのだ。「友情、本当の友情を築いていました」とサンは語る。「ふたりともその時には結婚してましたけど、その友情は映画の中に持ち込むことが出来たと思います」。

ところで、ジゼルとの死別後にハンが向かったのは東京だ。思えばハンが東京行きを決めたのは、ジゼルの生前にふたりで移住することを決めていたためである。『ジェットブレイク』で見られるハンは、ストーリー上第3作『TOKYO DRIFT』ぶりの姿となるが、果たしてジゼルとのことについては何か明かされるだろうか。

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Source:  Entertainment Weekly

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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