『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』好評、『アベンジャーズ/エンドゲーム』超える観客スコアを記録 ─ 全スパイダーマン実写映画でも最高

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経てのマーベル・シネマティック・ユニバース最新作、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が絶好調だ。米国では2019年7月2日より公開、全米のファンが劇場に詰めかけると、ネットでは好意的なレビューが集まっている。
指標のひとつとなるのが米Rotten Tomatoesのスコアだ。『ファー・フロム・ホーム』は、批評家スコア92%、オーディエンススコア97%という高評価を獲得。このオーディエンススコアは、歴代の『スパイダーマン』実写映画のみならず、マーベル・シネマティック・ユニバース全作品の中でも最高評価となる。(本記事時点)
全『スパイダーマン』実写映画 批評家スコア順
- 93%『スパイダーマン2』(2004)
- 92%『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
- 92%『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
- 90%『スパイダーマン』(2002)
- 72%『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
- 63%『スパイダーマン3』(2007)
- 52%『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)
全『スパイダーマン』実写映画 オーディエンススコア順
- 97%『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
- 88%『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
- 82%『スパイダーマン2』(2004)
- 77%『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
- 67%『スパイダーマン』(2002)
- 64%『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)
- 51%『スパイダーマン3』(2007)
なお、第91回アカデミー賞で長編アニメーション映画部門に選ばれた『スパイダーマン:スパイダーバース』は批評家スコア97%、オーディエンススコア93%と、『ファー・フロム・ホーム』をわずかに上回る高評価。スパイダーマン人気が今なお根強い事実を知らしめる格好だ。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、米公開初日となった7月2日のみで米国興収3,930万ドルを記録。火曜日公開作品として、初日興行収入の歴代記録を更新した。
翌日3日も勢いは止まらず、単日2,700万ドルを記録。これは、水曜日の売上記録として『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の同記録2,530万ドルを超えるマーベル・シネマティック・ユニバース史上最高額の快挙となった。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は公開中。
▼ 『ファー・フロム・ホーム』の記事
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp
Source:Rotten Tomatoes,Variety