【ネタバレ特集】『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ミステリオ、監督&脚本家が完全解説 ─ ジェイク・ギレンホールはいかに演じたか

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に登場する新キャラクターのうち、早くから注目を集めたのが、コミックにおける人気ヴィランのクエンティン・ベック/ミステリオだ。『ナイトクローラー』(2014)などで知られる名優ジェイク・ギレンホールが演じるというキャスティングのみならず、「今回のミステリオは良いヤツ」という衝撃の設定も話題を呼んだ。
なにしろ本作のミステリオは、世界各国に現れる謎のクリーチャー・エレメンタルズを倒すべくピーター・パーカー/スパイダーマンと共闘する新ヒーロー。ニック・フューリーも信頼を寄せる、別の地球から現れたピーターの兄貴分である。本記事では、コミックファンほど驚いた新設定をはじめ、脚本家&監督ら製作チームの意図、そして演じたジェイクの思いなどから、この魅力あふれる新キャラクターを多角的に解析していく。
この記事には、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。