『ターミネーター2』T-1000役が爆破強盗リーアム・ニーソンと直接対決、映画『ファイナル・プラン』場面写真

69歳現役アクション俳優リーアム・ニーソンと、『ターミネーター2』(1991)のT-1000役で知られるロバート・パトリックが、新作映画『ファイナル・プラン』で対決だ。2021年7月16日の公開に先がけて、ふたりの対決シーンを収めた場面写真が公開された。
主演のリーアムが演じるのは、運命の女性アニーのために過去の犯行をFBIに告白し、奪った金のありかをFBI捜査官に告げる伝説の爆破強盗カーター。ロバートが演じる特別捜査官ベイカーは、カーターから自首の電話を受け取ると、いたずらだと呆れながらも聞き込みを始める。カーターから取引を持ち掛けられたベイカーは、「すでに15人が同じように自首してきた」とあしらい、事件の捜査を若手捜査官に任せるが……。
公開された場面写真には、カーターからの自首の電話を受け取ったり、カーターのホテルを訪ね不穏な空気を察知したりするベイカーの姿が写されている。その表情からは緊迫した雰囲気が伝わってくる。
映画界の金字塔的作品での極悪警官ぶりが印象的なロバートだが、本作で演じたベイカー捜査官はやはり悪玉なのか。それとも善玉……?カーターとベイカー捜査官の駆け引き、そしてベイカーが迎える結末に注目してほしい。
ロバート・パトリックは、全世界興行収入5億ドルを越えるメガヒット映画『ターミネーター2』で悪役T-1000役を演じたことで一躍ブレイク。液体金属の身体を持つT-1000は警官に擬態しながら、アーノルド・シュワルツェネッガー扮するT-800を追い詰め、最強のターミネーターとして観客に大きなインパクトを与えた。
その後、ロバートは『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993)『コップランド』(1997)『スパイキッズ』(2001)など、数々のアクション映画で活躍。近年は『父親たちの星条旗』(2006)や『人生の特等席』(2012)『L.A. ギャングストーリー』(2013)などの話題作に出演している。テレビドラマでも活躍の場を広げており、「SCORPION/スコーピオン」(2014-2018)や「ウォーキング・デッド」(2010-)といった人気作品に出演し、精力的に活動している。
映画『ファイナル・プラン』は、2021年7月16日よりTOHO シネマズ 日比谷他全国公開。