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ゲイリー・オールドマン、伝記映画『フライング・ホース』で監督・脚本・主演 ─ 映画の礎を築いた写真家、妻の愛人を殺害

ゲイリー・オールドマン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/13925515511/

映画『ダークナイト』3部作や『レオン』(1994)、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)などで知られるゲイリー・オールドマンが、実在の写真家エドワード・マイブリッジの伝記映画『Flying Horse(原題)』で監督・脚本・主演を務めることがわかった。Deadlineなど複数メディアが報じている。

イギリスに生まれ、後にアメリカに移住したエドワード・マイブリッジは、映画のもととなった連続写真の礎を築いた写真家だ。1872年、マイブリッジは当時のカリフォルニア州知事リーランド・スタンフォードの依頼を受け、長い歳月と大金をかけて疾走する馬の連続写真を撮影することに成功。組み合わせるとまるで動いているように見える画期的な写真だった。

エドワード・マイブリッジによる走る馬の連続写真。
この連続写真は、映画やアニメーション誕生のきっかけともなった。(Public Domain)

写真家として成功する一方、私生活でマイブリッジは妻フローラの愛人である評論家ハリー・ランキンスを射殺している。裁判では正当防衛として無罪判決となった。

『フライング・ホース』は、オールドマンにとってレイ・ウィンストン主演の『ニル・バイ・マウス』(1997)に続く監督第2作となるが、自身が監督・脚本・主演という三役を兼任するのは今回が初めて。『ニル・バイ・マウス』は英国アカデミー賞で英国作品賞に輝くなど高い評価を得ているだけに、今作にも期待がかかるところだ。

なお本作でプロデューサーを務めるのは、オールドマンの長年のパートナーで、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』や『裏切りのサーカス』(2011)などを製作したダグラス・アーバンスキー。『なんちゃって家族』(2013)、『パーフェクト・ゲッタウェイ』(2009)を手がけたタッカー・トゥーリーも製作に名を連ねる。

Source: Deadline
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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まだいEriko

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