ハリソン・フォードがドラマ進出 ─ Apple TV+の新作コメディで精神科医に

『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロ役や、『インディ・ジョーンズ』シリーズなどで知られるハリソン・フォードが、ドラマシリーズで初の本格出演を果たすことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
主に映画界を拠点に活躍するフォードが参加することになったドラマシリーズは、Apple TV+が製作するコメディドラマ「シュリンキング(原題:Shrinking)」。悲しみに暮れるセラピストが主人公だ。彼はルールを破って自分の考えをそのまま患者に伝え始めるようになり、セラピストになるために学んだ知識や倫理観を無視し、自分だけでなく人々の人生にも大きな波乱をもたらしていることに気づくようになる、という物語。
フォードが演じるのは、堅実で鋭い労働者階級出身の精神科医フィル・ローデス役。ぶっきらぼうだが常に笑顔を絶やさないフィルは認知行動療法のパイオニアで、長年にわたって診療所を成功させており、2人の若い弟子ジミーとギャビーと共同経営をしている。最近、パーキンソン病と診断された独立心が強いフィルは、お節介な友人や疎遠になっている家族、自分の遺産に対処するうちに、慣れ合いの状況から抜け出さざるを得なくなってしまう。
セラピスト役にキャスティングされているのは、コメディドラマ「ママと恋に落ちるまで」(2005‐2014)で9シーズンにわたってマーシャル役を演じ、『ガリバー旅行記』(2010)『40歳からの家族ケーカク』(2012)などに出演しているジェイソン・シーゲル。全10話となるシリーズでシーゲルは、Apple TV+のドラマ「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」のクリエイター、ビル・ローレンスと出演・脚本のブレット・ゴールドスタインと共に脚本・製作総指揮を務める予定だ。
フォードのドラマシリーズへの出演は、1974年に放送された『弁護士ペトロチェリー』が最後となり、実に48年ぶりとなる。
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Source:Deadline