【ネタバレ】『アベンジャーズ』クロスボーンズ役フランク・グリロ、マーベルと更に5作の契約か ─ 「中年イタリア人のキャプテン・アメリカになる」宣言

『アベンジャーズ』などマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の出演者は個性的な役者揃いで、映画の外で見せる姿でもファンを楽しませてくれることが多い。例えば、スパイダーマン役のトム・ホランドやハルク役のマーク・ラファロは、映画の大事な秘密をネタバレしてしまう性格が一種の名物になっている。
この他にもMCUキャストには個性あるキャストが多数いて、例えばクロスボーンズ/ブロック・ラムロウ役のフランク・グリロも要注目だ。イタリア系のフランクの場合、本当か嘘かよく分からない発言でファンを翻弄することで知られる。
これまでフランクは、折に触れてクロスボーンズの再登場を示唆したり、否定したりしてきた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』以前、一度は「もうやりたくない」と再演の可能性を否定したかと思いきや、その後「今後どこかでクロスボーンズは戻ってきます」と宣言。すると後日には一転して「何も知らない」と否定しておいて、『エンドゲーム』出演者が撮影期間中に開催したチャリティ朗読劇にちゃっかり参加しているなど、謎を呼び続けていたのだ。
特に印象的なのは2018年10月の発言で、「(クロスボーンズは)次の『アベンジャーズ』(=エンドゲーム)に「出てきますよ。回想シーン(フラッシュバック)ですけどね。僕は言いたいことを何でも言えるんです、マーベル映画にはもう出ないので」と大胆発言。「なぜもう出ないのか」と尋ねられると、「だって117歳だから(笑)」という謎のジョークで応じていた。
この記事には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。
ホンマでっか
そんなフランクから、新たな適当発言が登場だ。米Comicbook.comのインタビューに応じたフランクは、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』で良い感じにカメオ登場していましたね」と振られ、「出てたよ」と答える。『エンドゲーム』で迎えた新展開によって、今後のブロック・ラムロウ再登場もあり得るかと尋ねられると、こう答えている。
「実はね?マーベルとは、もし依頼があったら、まだ後5本は出なくちゃいけないことになってるんですよ。だから、どうなるだろうね。もしかしたら(アンソニー・)マッキーの後にキャプテン・アメリカを継ぐかもしれない。中年版のキャプテン・アメリカになるのかも。中年イタリア人のキャプテン・アメリカですよ。考えてみて。」
インタビュワーもノリを察してか、「もう大丈夫です」と話題を切り上げ、「あなたはマーシャル・アーティストや格闘家としての経験が長くて……」と、全く別の話題に移ってやり過ごしている。
見逃せないのは、この発言の中に「まだ後5本は出なくちゃいけない」との新情報が含まれていることだ。確かに『エンドゲーム』がそうであったように、死んだはずのキャラクターを物語に再登場させる手段が存在しないわけではない。とは言え、これはクロスボーンズが必ずしも残り5作に登場しなくてはいけないという意味ではないだろう。将来的にクロスボーンズに再登場してもらいたい状況が訪れた場合のための備えといった具合の契約であると推測できる。
また、この情報がフランク発信というのも、何となく不安なところである。加えて、フランク本人はこの後、自身のInstagramで次のように投稿しているのだ。
「コイツは死んだ!!! 信じてくれ。彼も俺も、それか彼としての俺も、もう戻りません。記事で書かれていること、文脈からめっちゃ外れすぎ。彼の登場は短かったけど、掘り下げてくれてありがとう。」
現在の情報が文脈から外れているとう点が具体的に何を指すかは明らかではないが、少なくともフランクにクロスボーンズ/ブロック・ラムロウとして再出演する予定は(今の所)ないらしいことが分かる。でも、一体どこまでが真実なのか……。
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Source:Comicbook.com