平凡すぎるゲームのモブキャラが最高のヒーローに、『フリー・ガイ』新予告 ─ ライアン・レイノルズ、コメディ全開

『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズが自ら現代版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と呼ぶ、新時代の新感覚アクション・エンターテイメント映画『フリー・ガイ』が2021年8月13日(金)に封切りを迎える。このたび、ゲーム大国である日本へのリスペクトが込められ、ゲームの世界ならではのアクション&ユーモアに満ちた最新の予告編が到着した。
ルール無用のオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」内で、“ゲームのモブキャラ”として平凡で退屈な毎日を繰り返すガイ(レイノルズ)。強盗・乱闘・爆撃など、何でもアリなこの世界では「日曜は晴天ですが銃撃に要注意」と、現実世界ではあり得ない天気予報が当たり前にテレビで流れており、街には建物を爆撃する者や火炎放射器を持つ者、強盗など、ありえない人々で溢れている。
ある日、ガイはモロトフ・ガール(ジョディ・カマー)と呼ばれるキャラとの運命的な出会いによって、 新しい自分に生まれ変わるため、ゲーム内のプログラムや設定を完全に無視して、自分勝手に行動を開始。ありえないほど“いい人すぎる”ヒーローとして立ち上がったガイの活躍は、ゲームの世界だけでなく現実世界でも話題になっていく。
「フリー・シティ」を運営するゲーム会社のワンマン社長アントワン(タイカ・ワイティティ)や、そこで働くキーズ(ジョー・キーリー)らは、ガイの予想外の行動を止めるべく、ゲームの世界にさらなる混乱を巻き起こしていく…。ゲーム史上最大の危機が迫る中、はたしてガイに世界は救えるのか……?

このたび公開された映像では、あり得ないことが次々と起こるゲームならではの世界観がふんだんに登場し、ユーモア満載に描かれる。自分の住む世界がゲームの世界だと知ったガイは、「たとえゲームの世界でも、ここは僕のすべてなんだ!」と、最高のヒーローになることを勝手に決めて立ち上がる。
しかし、現実の世界では突如現れた謎の“いい人”キャラのガイに大混乱。「フリー・シティ」の平和を守るため奔走するガイの姿が、なんと渋谷の大型ビジョンにも大きく映し出される。そして、「僕は死にません!」とあの日本の伝説の純愛ドラマを彷彿とさせるセリフを叫んだガイが、猛スピードで走ってきたパトカーに激突され吹き飛ばされるというシーンも登場。ド迫力のアクションはもちろん、思わず笑ってしまうような映像となっている。
さらに印象的なのは、「フリー・シティ」崩壊へのタイムリミットが迫る中、ガイが敵に追われる場面。履いているスニーカーに付いていたボタンを押し、一気に高層ビルの上の方へと飛び上がったガイは、ビルの足場を駆け抜ける。そして、クレーンで吊るされた鉄球に飛び移るという、まさにゲームの世界だからこそのアクションシーン…かと思いきや、ロープをつかみ損ねて落下してしまう、まさかの展開。ルール無用のゲームの世界で巻き起こる、観客の予想を爽快に裏切るアクション・アドベンチャーに、手に汗握らずにはいられない。ガイは何でもアリな「フリー・シティ」の平和を守ることができるのか。「フリー・シティ」の住人たちの運命とは……。
映画『フリー・ガイ』は2021年8月13 日(金)劇場公開。
▼ 『フリー・ガイ』の記事
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