アカデミー賞受賞作『フリーソロ』本予告編と場面写真が到着 ─ クライミングの聖地をロープなし&素手で登りきる

アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞をはじめ、2018年トロント国際映画祭観客賞、2019英国アカデミー賞ドキュメンタリー部門など数多くの映画賞に輝いた傑作『フリーソロ』が2019年9月6日(金)に日本公開される。このたび本予告編と場面写真が到着した。
身体を支えるロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登るフリーソロ・クライミングの若きスーパースター、アレックス・オノルドには、途方もなく壮大な夢があった。それはカリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑むこと。この世界屈指の危険な断崖絶壁をフリーソロで登りきった者は、かつてひとりもいない。幾度の失敗と練習を重ね、2017年6月3日早朝、アレックスは一人エル・キャピタンへと歩を進める。それは、人類史上最大とも呼ばれる歴史的な挑戦の始まりだった。
ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリー フィルムズ製作による本作は、冒頭から目を疑うような光景が続出。誰もが手に汗を握り、息をのまずにいられない、巨岩エル・キャピタン挑戦の一部始終が臨場感あふれるカメラワークで捉えられた。監督は山岳ドキュメンタリー『MERU/メルー』(2015)が絶賛を浴びたエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ&ジミー・チンが務めている。
今回の本予告は、975メートルもの高さがある、世界屈指の巨岩にしてクライミングの聖地エル・キャピタンを前に「絶対やる」と迷いなくコメントするオノルドの姿から始まる。ロープや安全装置を一切使わず、素手のみで登り切った者はいない、失敗=死を意味する挑戦だ。恋人サンニは「何かあったら…」と涙を流し、ジミー・チン監督も「滑落する彼を想像して、撮るべきか葛藤している」と語る。本作はただクライミングを記録した映画ではなく、オノルドと同じく“死“を意識せざるを得なかった人々の人間ドラマなのだ。
『フリーソロ』ギャラリー












映画『フリーソロ』は、2019年9月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー。
『フリーソロ』公式サイト:http://freesolo-jp.com/