『アナと雪の女王2』米国版予告編が公開 ─ 未知なる場所を目指す旅、エルサの持つ力とは

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作『アナと雪の女王』(2013)の6年ぶりとなる待望の続編、『アナと雪の女王2』より米国版本予告編が到着した。
今回の映像も、荒れ狂う海を凍らせ、海上を駆けようとするエルサの姿から始まる。真剣な表情で挑むエルサだが、氷は割れ、海の中に投げ出されてしまった。泳ぐエルサの目前には、水によって形づくられた馬が現れ、すぐに泡と消えてしまう。
クリストフの横を転がり、アナとエルサのもとにやってきたのは、前作にも登場したトロールたち。アレンデール王国から遠く離れたリヴィング・ロックの谷に暮らしている彼らの長、パビーは、エルサに「過去は思っていた通りのものではなかった、真実を探さなくては」と告げる。「魔法の土地を超え、未知の場所へ向かうんだ」と。かくして、アナとエルサ、オラフ、クリストフは前作をしのぐ冒険に繰り出すことになるのだ。その道中には、前作に登場したエルサの城も確認できる。
「しかし、気をつけよ。私たちはいつも恐れてきた。エルサの力は、この世界には強すぎるのではないかと。今は願わなくてはいけない。彼らの存在が十分なものであることを」。パビーの真意はわからないが、エルサの能力はより美しく、より強力なものになっているようだ。地面を走り、木々に広がる紫の光の正体は何か。4人がたどり着く白い雲に包まれた世界は……。「エルサは私が守る」と、アナはパビーに宣言する。しかし彼女たちの前には、エルサが描いたような巨人が姿を現す。
『アナと雪の女王2』監督は、前作『アナと雪の女王』および短編作品『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』(2015)を手がけたクリス・バック&ジェニファー・リー。脚本は『ドリーム』(2017)『プーと大人になった僕』(2018)のアリソン・シュローダーが執筆した。もちろん劇中曲は、前作に続いてロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペスが手がけた。今度はどんな名曲を聴かせてくれるのか、今から期待したい。
原語版の出演者には、エルサ役イディナ・メンゼル、アナ役クリステン・ベル、クリストフ役ジョナサン・グロフ、オラフ役ジョシュ・ギャッドが続投。新キャストとして『ブラックパンサー』(2018)「THIS IS US」(2016-)のスターリング・K・ブラウン、「ウエストワールド」(2016-)のエヴァン・レイチェル・ウッドが出演する。日本語吹替版の情報も気になるところだ。
映画『アナと雪の女王2』は2019年11月22日(金)日米同時公開。
『アナと雪の女王2』公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/anayuki2.html