Kyoko「フルハウス」ジェシーおいたん、生後11か月のミシェル役オルセン姉妹をクビにしていた？
「フルハウス」（1987-1995）の‟ジェシーおいたん”ことジョン・ステイモスは、幼いミシェル役のメアリー=ケイト＆アシュレイ・オルセン姉妹をクビにしたことがあるようだ。Podcast番組『Good Guys』出演時に、今だから話せる秘話を披露した。
第1話で、ジョーイ（デイブ・クーリエ）と一緒にミシェルのおむつ替えをするシーンを振り返ったステイモス。当時まだ生後11か月だったオルセン姉妹との共演には、かなり苦戦したようだ。「赤ん坊（オルセン）を1階のキッチンに連れていって、シャワーで水をかけたんです。ふたりとも泣き叫んでいましたよ。どこか別の場所に行きたがっていましたが、僕も同じ気持ちでした」。
メアリー=ケイトとアシュレイを何度も交代させて撮影したものの、ふたりが泣き止むことはなかったようだ。我慢できなくなったステイモスは、オルセン姉妹を撮影現場から追い出すよう頼んだという。
「‟この子は泣かない”と言いながら、交代を繰り返していました。僕はそれに耐えられず、‟こんなの上手くいくわけがない”と10回ぐらい叫びましたよ。そして、‟ふたりを追い出してくれ、これじゃ仕事にならない”と言ったんです。」
その後、赤毛の赤ん坊ふたりが代役を務めたものの、こちらはさらに手強かった模様。結果的に、「オルセン姉妹を呼び戻してくれ！この子供たちはひどすぎる」とスタッフに頼んだそう。「1日か数日、他の子どもたちも試したけどダメでしたね」。
幸いにもミシェル役として呼び戻されたオルセン姉妹は、「フルハウス」をきっかけに大ブレイク。ティーンのアイコン的存在となり、『パスポート to パリ』（1999）や「ふたりはふたご」（1998-1999 ）など様々なテレビ映画・シリーズに出演した。現在は女優業から離れ、ファッションデザイナーとして活躍している。ちなみに妹は、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）のスカーレット・ウィッチ／ワンダ・マキシモフ役でお馴染みのエリザベス・オルセンだ。
ステイモスは、「フルハウス」の続編となる「フラーハウス」（2016-2020）でジェシー役を再演。同シリーズは5シーズン製作された。
