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『エイリアン』ドラマ版の主人公決定 ─ 『ドント・ウォーリー・ダーリン』シドニー・チャンドラーが抜擢

SF映画の金字塔『エイリアン』のテレビドラマ版で、『ドント・ウォーリー・ダーリン』(2022)のシドニー・チャンドラーが主演に抜擢されたことがわかった。米The Hollywood Reporterなどが報じている。

本作は、人気ドラマ「FARGO/ファーゴ」(2014-)や「レギオン」(2017-2019)の企画・製作総指揮で知られるノア・ホーリーが手がけ、米FXの下で製作が進行中。シリーズの生みの親であるリドリー・スコットがプロデュースを担うと伝えられている。

プロットの詳細は不明だが、FXのジョン・ランドグラフ会長によると「地球が舞台で、21世紀末頃、今から70数年後の話が展開される」という。映画シリーズでシガニー・ウィーバーが演じたリプリーをはじめ、「エイリアン以外の過去の登場人物」は再登場しないことが明かされている。もっとも、観客のために「ビッグサプライズが用意されている」らしく、ドラマ版への期待は高まるばかりだ。

新キャラクターに焦点を当てる本作で、チャンドラーは最初に発表されたキャストとなる。チャンドラーのテレビデビュー作は、セックス・ピストルズのバンド史を描くFXドラマ「セックス・ピストルズ」(2022)。同作でプリテンダーズのボーカル、クリッシー・ハインド役を演じた。直近では、ハリー・スタイルズ&フローレンス・ピューが主演を務めたオリヴィア・ワイルド監督作『ドント・ウォーリー・ダーリン』に出演。今後は、コリン・ファレル主演のAppleドラマ「シュガー(原題)」が控えている。

ちなみに『エイリアン』シリーズでは、新作映画『エイリアン(仮題)』も製作中。同作はシリーズの過去作とは繋がりを持たない“若者たちの物語”となる。監督は『ドント・ブリーズ』(2016)のフェデ・アルバレスが務め、『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)のケイリー・スピーニー、『トランスフォーマー 最後の騎士王』(2017)のイザベラ・メルセドらが出演。リドリー・スコットもプロデューサーとして参加している。

『エイリアン』のドラマ版は、2023年中に撮影開始の予定だ。

Source:The Hollywood Reporter

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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