【独占】『ガルヴェストン』エル・ファニング、赤いドレスで無邪気に踊る ─ 静かに心が通い合うダンスシーンを入手

『ネオン・デーモン』(2016)『パーティで女の子に話しかけるには』(2017)エル・ファニング、『最後の追跡』(2016)ベン・フォスターの主演映画『ガルヴェストン』の本編より、二人が心を通わせるダンスシーンの映像をTHE RIVERが独占入手した。
裏社会から追われるロイ(フォスター)と、組織に囚われた娼婦ロッキー(ファニング)は、逃避行の先としてロイの思い出の地であるガルヴェストンに向かう。二人は初めてのディナーへ出かけると、そこでしばし無邪気に踊るのだった。
滞在先のガルヴェストンで数日間を過ごし、見ず知らずの存在から、信頼し合える関係を少しずつ築き始めた二人は、初めてのディナーへと出かける。雰囲気の良い海辺のレストランで食事を楽しんでいると、店内ではバンドの生演奏が始まった。カントリーミュージックのリズムに乗って、ロッキーは踊りながらロイをダンスに誘う。照れながらも、やがて手を取り合ってダンスを踊る二人はまるでカップルのよう……。
ロッキー役のエルは「二人の間には、確かに友情と愛が芽生えていたと思います。決してロマンティックなんかじゃないけれど」とコメント。『イングロリアス・バスターズ』(2009)や『複製された男』(2013)などで女優としても知られる、監督のメラニー・ロランは、「毎日のように最高のシーンを撮ることができ、私の期待を超える瞬間もありました。思い描いた以上の出来栄えになったのは俳優たちのおかげです」と語った。
『ガルヴェストン』
故郷を捨てて裏社会で生きてきたロイ(ベン・フォスター)が病院で見せられたのは、白くモヤがかかった自分の肺のレントゲン写真だった。死期が近いことを悟ったロイは「死ぬなら仕方ない」と言い聞かせるが、その恐怖は彼を追い込み、苛立たせていく。
ある夜、ボスに命じられて向かった仕事先で、ロイは突然何者かに襲われる。組織に切り捨てられたことを知った彼は、相手を撃ち殺すと、囚われていた若い女ロッキー(エル・ファニング)を連れて逃亡するのだった。彼女は家を飛び出し、身体を売って生活していたという。きっと組織は、二人を確実に追ってくるだろう。孤独な平穏を願いながら女を見捨てられないロイと、ほかに頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキー。傷だらけの二人の、果てなき逃避行が幕を開ける。

本作はドラマ「TRUE DETECTIVE」(2014-)や映画『マグニフィセント・セブン』(2016)の脚本を手がけたニック・ピゾラットの傑作小説「逃亡のガルヴェストン」(早川書房刊)を映画化したもの。監督は『イングロリアス・バスターズ』(2009)や『複製された男』(2013)などに出演したフランスを代表する女優で、映画監督としても評価されるメラニー・ロランが務めた。
映画『ガルヴェストン』は2019年5月17日(金)より公開中。
『ガルヴェストン』公式サイト:http://klockworx-v.com/galveston/