ゲーム『Gears of War』映画版に『ドクター・ストレンジ』『DUNE』脚本家が参加、Netflixで製作

かねてから企画が報じられていた人気ゲーム『Gears of War』の映画版に、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2020)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、『プロメテウス』(2012)『ドクター・ストレンジ』(2016)でも脚本を手がけたジョン・スペイツが参加することが明らかとなった。
2006年に発売されたアクション・シューティングゲーム『Gears of War』は、“ローカスト”という突如として現れた地底人と、マーカス・フェニックス軍曹が率いるデルタ分隊として知られる寄せ集めチームが繰り広げる壮絶な戦いを描く作品。世界中から絶大な評価を獲得した後にシリーズ化された。
映画版の企画が初めて発表されたのは2007年だが、ニュー・ライン・シネマが映像化権を獲得後、2016年にユニバーサル・ピクチャーズへ権利が移って再始動。2017年に脚本家としてシェーン・サレルノ、2018年に脚本家としてF・スコット・フレイジャーが発表されたが、2022年3月にプロジェクトは頓挫していないと伝えられたのを最後に進捗状況は届いていなかった。
米Varietyによると、2022年11月にゲーム版のデペロッパーであるThe CoalitionとNetflixがパートナーシップを発表し、新たにスペイツを脚本家に迎えて本格始動の運びとなった。スペイツは上述の作品の他、『ダーケストアワー 消滅』(2011)『パッセンジャー』(2016)の『ドクター・ストレンジ』(2016)『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)でも脚本を担当。『DUNE』の続編映画『Dune: Part Two(原題)』でもペンを執る予定だ。
スペイツは新プロジェクトに向けた声明で、「『Gears of War』は史上最高のアクションゲームの一つで、生き生きとしたキャラクターや美しくデザインされた世界、戦争の致命性と分隊を支える重要性を実感させる戦闘システムを備えています。この作品の映画化を実現する手助けが出来る機会を得られて興奮しています」と意気込みを語った。
映画版に出演するキャストなどの新情報を待ちたい。
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Source:Variety