ジェラルド・バトラー、新作は陰謀に追われるアクションスリラー ─ 『ローガン』撮影監督のデビュー作、『007』製作陣が集結

『エンド・オブ』シリーズや『ハンターキラー 潜航せよ』(2019)などで知られるアクション俳優ジェラルド・バトラーが、アクションスリラー『リモート・コントロール(原題:Remote Control)』で主演を務めることがわかった。米Deadlineなどが報じている。
本作でバトラーが演じるのは、元従軍記者の企業セキュリティコンサルタント、マイケル・ラフター。発信元不明の電話を受けたときから、マイケルの人生は狂い始めていく。国際的陰謀の存在に気づいたマイケルに、強大な影の組織“212”の魔の手が忍び寄る。身元をでっち上げられ、世界的に悪名高い暗殺者ジュリアン・アービングとして狙われていることを察知したマイケルは、唯一頼りにできる元恋人トレイシーのもとへ。マイケルとトレイシーは、212、CIA、そして暗殺者集団より一足先を行きながら、陰謀の謎を明かしていく。
本作では、小説家マーク・バーネルが自身の同名小説を基に脚本を手掛ける。監督には『オペラ座の怪人』(2004)『LOGAN/ローガン』(2017)『キング・アーサー』(2017)などで撮影監督を務めたジョン・マシソンが就任。数々の名作を撮影したマシソンにとって、本作が監督デビュー作となる。プロデューサーには『007』シリーズのマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリらが名を連ねている。
米国での配給と全世界での作品販売権を持つ米STX Entertainmentは、『ザ・アウトロー』(2018)、2020年11月米国公開の『Greenland(原題)』に続き、本作でバトラーと3度目のタッグとなる。同社は、2020年2月20日より開催される第70回ベルリン国際映画祭に本作を出品するという。同社の映画製作、販売、配給全ての責任者を務めるアダム・フォーゲルソンは、「本作で、製作会社G-Baseやバトラーと再びチームを組むことが出来てワクワクしています。バトラーも全力の、難易度の高いアクション作品です」とコメントしている。
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Source:Deadline