『Ghost of Tsushima』ハリウッド映画版は「脚本が素晴らしい」とチャド・スタエルスキ監督が進捗報告

鎌倉時代の日本を舞台にした時代劇オープンワールド・アクションアドベンチャーゲーム、『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』のハリウッド映画版。その進捗状況を、監督のチャド・スタエルスキが報告している。
2020年7月に発売されたゲーム『Ghost of Tsushima』では、鎌倉時代に起きた蒙古襲来を題材に、境井 仁が武士の道に反した冥人として、対馬を敵の手から解き放つため、決死の戦いに挑む姿が描かれた。
2022年4月、映画版の脚本家に新鋭タカシ・ドッシャーが起用されたことが発表されたが、執筆作業は順調に進んでいるようだ。米IGNの取材でスタエルスキ監督は、「脚本が素晴らしい」と称賛。「これは全く新しい異なるタイプの作品だから、今も詳細を詰めているところです。『Ghost of Tsushima』をプレイした人なら、そのビジュアルスタイルが、どれほど複雑であるか分かるはずです」と述べている。
監督としてスタエルスキは、どのような形でこの人気ゲームをビジュアル化するか考えを巡らせている模様。「これは、どうしても僕が監督したい作品のリストに入っていますからね」ともコメントしており、メガホンをとることが待ちきれない様子だ。
現時点でキャストは発表されていないが、以前にスタエルスキは、“全編日本人キャスト、全編日本語”での映画化を目指していると明かし、日本を舞台にしたゲームのコンセプトに敬意を表したいとの意思を示していた。また、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021)『ブレット・トレイン』(2022)などに出演し、日本人の父親を持つ注目のアジア系俳優アンドリュー・小路が、「境井仁役を演じたい」と名乗りを上げている。
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Source:IGN