女性版『ゴースト・バスターズ』、3時間半のディレクターズ・カットの存在が判明

映画『ゴーストバスターズ』(1984)を女性キャスト陣でリブートした2016年版『ゴーストバスターズ』に、3時間半に及ぶディレクターズ・カット版が存在することがわかった。監督を務めたポール・フェイグが自身のTwitterにて明かしている。
去る2020年5月20日(現地時間)、長年ファンの間で切望されてきた『ジャスティス・リーグ』スナイダーカットの配信公開が決定。異例とも言えるこの発表以降、ジョシュ・トランク監督作『ファンタスティック・フォー』(2015)やデヴィッド・エアー監督作『スーサイド・スクワッド』(2016)のディレクターズ・カット版公開を求める声がファンから挙がっていた。
そうした中、「『ジャスティス・リーグ』みたいに“ポール・フェイグカット”は観れますか?」というファンからの質問を受けたポール監督は、「『ゴーストバスターズ』の3時間半カットならありますよ」と明かしたのだ。実際に公開されたリブート版『ゴーストバスターズ』の尺は1時間56分なので、1時間半以上の映像がカットされた計算となる。「スナイダーカット」の例にならってハッシュタグ「FeygerCut(フェイガーカット)」を添えながら、「喜んで共有したいです」と、公開にも前向きな様子を見せた。
There’s a three and a half hour cut of Ghostbusters: ATC I’d be happy to share. #FeygerCut https://t.co/zTVE4bDPFm
— Paul Feig (@paulfeig) May 21, 2020
劇場公開前からさまざまな評価が聞かれた本作は、批評家たちから一定の支持を獲得するも、スタジオ側が期待する興行成績には及ばず。ポール監督は本作の続編製作を希望していたが、約22年ぶりとなるオリジナルシリーズの正当な続編『ゴーストバスターズ/アフターライフ』 の公開も控えられているため、実現は難しそうだ。
最新作『アフターライフ』は、リブート版と一切繋がりをもたない作品になることが伝えられているが、ポール監督はリブート版『ゴーストバスターズ』とオリジナルシリーズの登場人物たちによる今後のクロスオーバー展開について前向きな意見を述べていた。一方、リブート版で地下鉄職員パティ・トランを演じたレスリー・ジョーンズは最新作の発表についてかなりのお怒りの様子だったが、ディレクターズ・カット版の存在が明らかになった今回の話題についてはどう思っているのだろうか…。
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