『ゴーストバスターズ』フォール・アウト・ボーイ×ミッシー・エリオットの新テーマがついに公開!アメリカの反応→「これはひどい」
前作から27年の時をこえて、ついにリブートされる『ゴーストバスターズ』(8月19日日本公開)。
先日、このリブート版『ゴーストバスターズ』のテーマ曲を、アメリカのポップ・パンクバンド、フォール・アウト・ボーイと、ヒップホップ界の女王、ミッシー・エリオットが手がけることが報じられていた。
https://stg-theriver-stg.kinsta.cloud/ghostbusters-theme-song/
このたびアメリカ本国での映画公開を控えて、ついにその新テーマ曲が公開されたのでご紹介しよう。
Fall Out Boy – Ghostbusters (I’m Not Afraid) ft. Missy Elliott
オリジナルと新テーマ曲、どこが同じ?どこが違う?
かの有名な『ゴーストバスターズ』のテーマ曲は、レイ・パーカーJr.が作詞・作曲を担当したものだ。
フォール・アウト・ボーイとミッシー・エリオットによる今回のテーマ曲は、オリジナルのカバーというよりも、オリジナルの歌詞とギターリフをサンプリングした新たな楽曲と呼ぶべきだろう。ここでオリジナルを改めて聴いてみよう。
聴き比べると、オリジナルと新テーマ曲にはいくつかの共通点があることがわかる。たとえば、歌詞が
There’s something strange
in the neighborhood
who you gonna call
Ghostbusters
というフレーズから始まることだ。もちろん「ゴーストバスターズ!」という掛け声も、聞こえてくるギター・リフもオリジナルを踏襲したものである。
一方、新テーマではオリジナルの“I ain’t afraid of no ghosts,”という名フレーズは使われておらず、かわりに”I’m not afraid.”と繰り返されている。また、当然ながらオリジナルにラップパートはない。
公開前から炎上案件?
リブート版『ゴーストバスターズ』は、まだ公開されていないにもかかわらず、すでにネット上ではたびたび物議を醸してきた作品である。
ゴーストバスターズの設定を女性4人に変更したことに始まり、予告編が公開されると「ギャグが滑っている」「主役が女性だからじゃない。ただただひどい」などと猛烈なバッシングを受けた。あまりの言われように反応したのか、オリジナルに出演したダン・エイクロイドが「オリジナルよりもはるかに笑えるし怖い」といった絶賛コメントを出す事態にもなっている。
今回公開された新テーマ曲”Ghostbusters (I’m Not Afraid)”も、オリジナルがあまりによく知られているためか、すでにアメリカでは物議を醸し……というか、さんざんにぶっ叩かれているようだ。ComicBookMovie.comではこのカバー曲を「これはひどい」(”It’s pretty terrible”)と表現。これも裏を返せば、作品に対するファンの思い入れが強いということなのだろうが、では、あなたはどう聴いただろうか?