『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』脚本は「3部作で一番」 ─ ネビュラ役カレン・ギラン、『アベンジャーズ/エンドゲーム』冒頭はRDJとの即興だった

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のネビュラ役で知られるカレン・ギランが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』やDisney+で配信されるアニメシリーズ「What If…?(原題)」について語った。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経た今、おそらく次にネビュラが登場する映画は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』になるとみられる。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の悲劇を経て、無事にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーと再合流したネビュラには新たな冒険が待っているのだ。
以前、カレンは『Vol.3』の脚本をすでに読んでいることを認め、「最高の出来」「本当にすばらしい脚本です」と話していた。今回、米The Hollywood Reporterのインタビューでは「3部作で一番だと思います」ともコメントしている。本作の撮影は、脚本・監督のジェームズ・ガンがDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド(原題)』を完成させてから行われる予定。気になる開始時期について、カレンは「はっきりとは分かりませんが、ここ数年のうちだと思います」とだけ述べた。
もっとも、実写作品でネビュラが帰ってくるのはしばらく先になりそうだが、MCUには初のアニメ作品「What If…?」も控えており、ここにネビュラが登場することは発表済み。本作はMCU映画の重要な場面をフィーチャーし、実際には起こらなかった“もしもの展開”を描くという趣向のシリーズだ。すでにカレンはセリフの収録を終えており、「笑えるし、すごく良いですよ。おなじみのキャラクターの別の選択肢、別の現実を見られるのは、ファンにはたまらないと思います」と話している。
ちなみに今回のインタビューで、カレンは『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影こぼれ話も明かしている。いわく、映画の冒頭、ネビュラとトニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)がペーパーサッカー(ペーパー・フットボール)に興じるシーンは即興で演じられたものだとか。「(ロバートと)どちらが上手いんですか?」と聞かれるや、「私だと思いますよ。あの場面は即興で、私が勝ったので」と笑って答えているのだ。
Source: The Hollywood Reporter